この記事は2022年1月31日(月)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「齊藤トモラニ氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。


羊飼い220131サポートされれば買いから入ってみたい
(画像=PIXTA)

2022年1月31日(月)の午前10時に、ウインインベストジャパンの齊藤トモラニさんに聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。

齊藤トモラニ
ウインインベストジャパンのFXトレーダー兼インストラクター。2006年11月の杉田勝FXセミナー受講生。受講後、FXでの利益が給料を上回るようになる。その後、トレーダー兼講師として活躍。抜群のFXトレードセンスを持ち、セミナー受講生から絶大な評判を得る。「トモラニ」の愛称で親しまれている。

現在の為替相場の傾向や相場観

米国の個人消費が−0.6%と、予想通り9カ月ぶりに下落した。しかし、アップル株、VISAが大幅に上昇した関係で、米株価は大きく上がった。

米国ダウ、S&Pは週単位としてはプラス、ナスダックは「変わらず」で終えている。米国長期金利は続落、米ドルも高値更新から反落気味で終了、米ドル/円は急反落。

1月28日(金)の米ドルは、ロンドン時間は強含んでいたが、そのほかの時間帯は一進一退で推移。ドルインデックスは前日の97.204から97.217へとわずかに上昇している。

現在の為替相場の戦略やスタンス

円は1月28日(金)の東京時間は弱含みだったが、ロンドンとニューヨークには強くなった。米ドル/円はロンドンまで買われていたが、その後、反落して一日を終えた。

同日17時に115.685円の高値をつけたあと、翌日の午前0時に115.121円の安値を付けている。米ドル/円の一日の値幅は56.4ピップスとまあまあな値動きだった。

タイムサイクル的には、1月24日〜2月2日の天井圏が終了。1月31日〜2月9日の底値圏に向かって反落し始めたかもしれない。1時間足の上昇トレンドラインくらいまでの下落があり、サポートされれば「買いから入ってみたい」と思う。

羊飼い220131米ドル:円 60分足チャート
(画像=羊飼いのFXブログ)

※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。