この記事は2022年2月7日(月)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「齊藤トモラニ氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。

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(画像=PIXTA)

2022年2月7日(月)の午前10時時点に現役トレーダーの齊藤トモラニさんに聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。

齊藤トモラニ
ウインインベストジャパンのFXトレーダー兼インストラクター。2006年11月の杉田勝FXセミナー受講生。受講後、FXでの利益が給料を上回るようになる。その後、トレーダー兼講師として活躍。抜群のFXトレードセンスを持ち、セミナー受講生から絶大な評判を得る。「トモラニ」の愛称で親しまれている。

現在の為替相場の傾向や相場観

2022年2月4日(金)に発表された1月の雇用統計は予想15万人をはるかに超える46.7万人の新規雇用者数が報告され、長期金利が1.9%を超えて急騰。ドルも上昇し、米ドル/円も急騰した。株も雇用統計後、リカバーして終了している。為替ではユーロの強さが際立った。米国株価は雇用統計前は低く始まったが、リカバーして終了している。

現在の為替相場の戦略やスタンス

4日(金)のドルは、5日間ぶりに強さが戻って引けた。ドルインデックスは前日の95.352から95.478へと反発。100日の移動平均でサポートされた形だ。

タイムサイクル的には3日~10日の底値圏に向かった値動きの可能性はある。しかし、7日(月)以降、さらに上昇していくかどうかは微妙だ。

4日(金)の米ドル/円はNYまでは一進一退だった。60分足チャートでは、午後9時の足で114.77円付近の安値をつけた後、雇用統計が極めていい数字だったことを受けて急上昇。午前0時に115.43円付近の高値を付けている。

米ドル/円の一日の値幅は65.4pipsと比較的大きな値動きだった。タイムサイクル的には、1月31日~2月9日の底値圏が終了して、次の8日~16日の天井圏に向かった動きのようだ。

エリオット波動的には1月4日から続いていた下降a波が同月24日に終了し、調整b波に入っている模様。この後のチャートの動きで、114.8~115.1円付近のゾーンで現在の短期的な下落が止まれば、買いから入ってみようかと思っている。

▽米ドル/円の60分足チャート

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(画像=羊飼いのFXブログ)

※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。