日々是相場
(画像=VectorSpace / PIXTA)
日経平均 2万5,985.47円 ▼591.80円
為替 1ドル=115.37円
売買高(東証一部、以下同) 15億2,925万株
売買代金 3兆6,277億1,600万円
値上り銘柄数 210銘柄
値下り銘柄数 1,929銘柄
騰落レシオ(25日) 99.58%

市況概況

米国株安を受けて売り先行、週末の手仕舞い売りやウクライナの原発問題から売りが嵩んで大幅安

米国株が売られたことから、2022年3月4日(金)の日本市場は売り先行になった。寄り付きの売りが一巡した後は、週末の手仕舞い売りや見切り売りが続いた。月初の買いも終わったようで、下値を試す動きになった。

「ウクライナの原発が攻撃された」とのニュースがあって、日経平均が節目と見られる2万6,000円を割り込んで、さらに売られる場面があった。さすがに買い戻しが入り、下げ渋りはしたものの大幅安で前場の取引を終えた。

昼も買いは見られず、後場に入っても冴えない展開に。「週末に何が起こるかわからない」ということや、米雇用統計の発表が控えていることで、いっこうに買い気が見えず、冴えない展開は続いた。さすがに最後は買い戻しは入ったが2万6,000円を割り込んだ引けになった。

小型銘柄は総じて手仕舞い売りに押され、リスク回避の流れで大きく売られるものが目立った。東証マザーズ指数を筆頭に、二部株指数も日経ジャスダック平均も大幅安。

先物は散発的にまとまった売りがでて、指数を下押す場面があり、ヘッジ売りがあったものと思われる。

ウクライナの原発への攻撃が懸念される事態になった。いっこうに止まらない攻撃に対し、対ロシアへの経済制裁はさらに強まるものと思われ、株式市場はリスク回避の流れが続くだろう。米国の利上げに対しての警戒があり、買えない状況は続きそうだ。

テクニカル分析

日経平均
再び下値を試す動きになった。移動平均線の下落も続くことになり、さらに上値が重くなり、戻れば売りという意識は強まりそうだ。

あれやこれやと一言

いっこうにウクライナの戦争は止まらない。週末ということもあり、手仕舞い売りに押される銘柄が多くなった。米雇用統計は気にはなるが、よくても悪くても売り材料にされるような気がする。どっちに転んでも「リスク」として取りざたされるのではないか。

空売りの買い戻しは、意外に買いが入らない状況だ。ウクライナの影響を気にしているうちに、来週には先物・オプションSQ(特別清算指数)算出や、米国のFOMC(公開市場委員会)がある。さらに買えない状況になりそうだ。

買えない状況を打破するには、まずはウクライナ問題が落ち着く必要がある。ロシアへの経済制裁が続く限り、その影響が懸念される。終結の内容にもよるが、まだまだ世界的な経済への影響が懸念されるだろう。

ウクライナ・ロシア問題や米国の利上げがどのような展開になるかが注目されるところで、香港や台湾の地政学リスク、中国の景気動向なども売り材料になる可能性があり、今から警戒しておいてもいいと思う。

当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。