この記事は2022年7月15日(金)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「西原宏一氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。


FXトレード戦略
(画像=William W. Potter/stock.adobe.com)

2022年7月15日(金)の午前8時すぎに、現役トレーダーの西原宏一さんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。

西原宏一
青山学院大学卒業後、1985年に大手米系銀行のシティバンク東京支店へ入行。1996年まで同行にて為替部門チーフトレーダーとして在籍。その後、活躍の場を海外へ移し、ドイツ銀行ロンドン支店でジャパンデスク・ヘッド、シンガポール開発銀行シンガポール本店でプロプライアタリー・ディーラーなどを歴任後、独立。ロンドン、シンガポール、香港など海外ヘッジファンドとの交流が深く、独自の情報網を持つ。

現在の為替相場の傾向や相場観

一2022年7月13日(水)に発表された6月の米CPIは前年同月比9.1%上昇し、1981年11月以来の高い伸び。前月比では1.3%の上昇で、これも2005年以来の大幅な伸び。いずれも市場予想を上回っている。

呼応して米2年債券利回りが3.265%に上昇したこともあり、米ドル/円は2022年7月14日(木)に一時139.39円まで上昇。今週は136.02円付近からスタートしているため、4日間で約3円半上昇していることになる。

現在の為替相場の戦略やスタンス

米ドル/円は米CPIの強い数字に加え、参院選後の与党圧勝もあり、上昇トレンドに回帰。中長期では147円、短期では140円に向けて米ドル/円は上昇再開。米ドル/円の押し目買い継続。

▽米ドル/円の日足チャート

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(画像=羊飼いのFXブログ)

*:当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。