この記事は2022年8月29日(月)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。


FXトレード戦略
(画像=PIXTA)

2022年8月29日(月)の午前8時過ぎに現役トレーダーの竹内のりひろさんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。

竹内のりひろ
1990年、カナダ系の銀行で為替ディーラーになる。HSBCでは米ドル/円のチーフトレーダーを務めるなど20年以上にわたって為替市場の第一線で活躍。現在は個人トレーダーとして自己資金を運用するほか、情報配信を行なう

現在の為替相場の傾向や相場観

主要通貨の対ドルでの変動は、全般小幅となった。上昇通貨は豪ドル(+0.20%)のみで、円は下落(-0.47%)となったが、週間の米ドル/円の値幅は1円90銭と小幅にとどまった。

ジャクソンホール経済シンポジウムでパウエルFRB議長が講演、インフレ退治に向け揺るがない姿勢を強調した。小動きだった為替市場ではドル買いが復活、米ドル/円は先週の高値圏で引けている。

現在の為替相場の戦略やスタンス

パウエルFRB議長の発言に注目が集まるなか、ジャクソンホール会合で講演したシュナーベルECB専務理事も利上げ継続を示唆、一方で、黒田日銀総裁は緩和継続を強調した。改めて、金融政策の方向性の違いが明確となり、週明けは円売りの継続性を試す展開だろう。

今週は月末月初、ドル決済・送金需要の特殊要因もあり、これも米ドル/円の下支え要因となりそうだ。経済指標では2022年9月1日(木)の8月のISM製造業景気指数や2022年2日(金)の8月の雇用統計の結果が非常に重要となるが、上述の背景もあり、米ドル/円は上値を試す展開と予想している。

先週から一転して相場材料は多く、上下に振れる可能性もありリスク管理は徹底したい。週間レンジでは、米ドル/円で136.00~140.80円、ユーロ/米ドルで0.9800~1.0100ドル、ユーロ/円で135.50~139.50円とみている。

▽米ドル/円の日足チャート

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(画像=羊飼いのFXブログ)

▽ユーロ/米ドルの日足チャート

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(画像=羊飼いのFXブログ)

▽ユーロ/円の日足チャート

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(画像=羊飼いのFXブログ)

※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。