この記事は2022年9月14日(水)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「西原宏一氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。


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2022年9月14日(水)の午前10時すぎに現役トレーダーの西原宏一さんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。

西原宏一
青山学院大学卒業後、1985年に大手米系銀行のシティバンク東京支店へ入行。1996年まで同行にて為替部門チーフトレーダーとして在籍。その後、活躍の場を海外へ移し、ドイツ銀行ロンドン支店でジャパンデスク・ヘッド、シンガポール開発銀行シンガポール本店でプロプライアタリー・ディーラーなどを歴任後、独立。ロンドン、シンガポール、香港など海外ヘッジファンドとの交流が深く、独自の情報網を持つ。

現在の為替相場の傾向や相場観

2022年9月13日(火)の米CPI発表前のマーケットでは、来年のFF金利先物レートが2023年春頃の4.00%が高値となっていた。

しかし、強いCPIの数字を受けて、来年春頃の金利先物市場では4.30%までの金利を織り込み始めている。言い換えれば、マーケットはFEDが考えている中立金利を4.00%と想定していたのが、4.25%に上昇したともいえる訳だ。

結果、2年債利回りも3.78%に上昇。金利急騰でナスダックは5.1%も暴落。

現在の為替相場の戦略やスタンス

米2年債利回りの上昇を受け、米ドル/円の押し目買い、米株急落=リスクオフで、豪ドル/米ドルの戻り売りで臨みたい。

▽米ドル/円 の月足チャート

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(画像=羊飼いのFXブログ)

*:当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。