この記事は2022年11月16日(水)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「西原宏一氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。


FXトレード戦略
(画像=PIXTA)

2022年11月16日(水)の午前11時すぎに現役トレーダーの西原宏一さんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。

西原宏一
青山学院大学卒業後、1985年に大手米系銀行のシティバンク東京支店へ入行。1996年まで同行にて為替部門チーフトレーダーとして在籍。その後、活躍の場を海外へ移し、ドイツ銀行ロンドン支店でジャパンデスク・ヘッド、シンガポール開発銀行シンガポール本店でプロプライアタリー・ディーラーなどを歴任後、独立。ロンドン、シンガポール、香港など海外ヘッジファンドとの交流が深く、独自の情報網を持つ。

現在の為替相場の傾向や相場観

今月に入り、じり安に推移してきた米ドル/円だが、先週の米CPIの発表をきっかけに下落が加速。米ドル/円は一時137.67円付近まで急落している。個人的には、米ドル/円は151.95円でトップアウトしたというスタンスは変わらず。

しかし米ドル/円はわずか3週間で高値から15円近く急落。ドル高トレンドの最初の調整幅は大きいと想定していたが、3週間強で15円近く暴落すれば、ある程度のロングポジションの調整は終わっているだろう。

現在の為替相場の戦略やスタンス

ユーロ/米ドルでも急速にドル安が進行したが、節目の1.0500ドルを超えられず失速。為替相場はいったん調整局面入りしているため、スウィングトレードはひとまずスクエアで様子見したい。

▽ユーロ/米ドルの日足チャート

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(画像=羊飼いのFXブログ)

*:当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。