この記事は2022年11月29日(火)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「小林芳彦氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。


FXトレード戦略
(画像=PIXTA)

2022年11月29日(火)の午前11時すぎに現役トレーダーの小林芳彦さんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。

小林芳彦
1979年慶応義塾大学商学部卒、同4月株式会社協和銀行入行。 外国為替研修生・営業店外国為替業務経験後、1987年から本店資金為替部調査役。 インターバンク(フォワード)ディーラー・カスタマーデスクヘッドなどを歴任後、1989年10月よりクレディスイス銀行(資金為替部長)、1997年クレディスイス・ファーストボストン銀行(シニアセールス)、1998年バイエリッシェ・ヒポ・フェラインス銀行(為替資金部長)、2001年バンク・オブ・アメリカ(為替資金部営業部長)で数十社の法人顧客を担当。

現在の為替相場の傾向や相場観

今週は「思惑で揺れ動く週」というイメージ。これは12月のFOMCを指している。米国の利上げ幅が50bpなのか75bpかによって要人発言が相場を振らせてる。

思惑からいくとドル買いをしたい人と75bpはないと思っている人の売りでがっぷり四つになっている感じがする。買われているのもブラード・セントルイス連銀総裁が、FOMCがより積極的になる可能性があるリスクをマーケットは過小評価しているといった発言をしたことへの反応かと思う。

本日29日(火)も午前10時頃に80pipsほど上昇してすぐにまた値を戻したという謎の動きがあったが、この理由は不明だがおそらくこれは、 クリスマス前にクビになりそうな外資系のディーラーなどが大玉を振り回しているのではないかと思っている。12月上旬辺りまで、アジア時間にこうした動きが入ってきそうだ。

現在の為替相場の戦略やスタンス

今週の米ドル/円予想レンジは137.50~142.25円。基本はレンジ相場だとは思うが、方向としては戻り売り。戦略としては142円方向に向けて売り場探しをしたい。

ここから12月のFOMCまでに、雇用統計やCPIがあるため、インフレが沈静化するのかどうかを見極める週となりそうだ。

かつ12月に向けてマーケット参加者が減ってきていることから相場が振れやすいので、流れ弾には注意が必要だろう。

▽米ドル/円の日足チャート

221129kobayashiL
(画像=羊飼いのFXブログ)

※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。