この記事は2023年3月27日(月)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「齊藤トモラニ氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。
2023年3月27日(月)の午前10時時点にウインインベストジャパンの齊藤トモラニさんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。
齊藤トモラニ
ウインインベストジャパンのFXトレーダー兼インストラクター。2006年11月の杉田勝FXセミナー受講生。受講後、FXでの利益が給料を上回るようになる。その後、トレーダー兼講師として活躍。抜群のFXトレードセンスを持ち、セミナー受講生から絶大な評判を得る。「トモラニ」の愛称で親しまれている。
現在の為替相場の傾向や相場観
先週24日(金)の米ドル/円は東京時間は売られたが、ロンドン時間以降買われた。
米ドル/円60分足チャートを見ると24日(金)の午後19時の足で129.64円付近の安値を付け、翌25日(土)の午前1時の足で130.89円付近の高値をつけている。米ドル/円の一日の値幅は125pipsと比較的大きな値動きだった。
タイムサイクル的には3月20日~24日の底値圏に向かっていたが、予定通り終了し、3月23日~30日の天井圏に向かって反発上昇し始めた。エリオット波動的には4波のなかのa波が2月2日に終了し、現在下降b波の中の下げのb波にいる。
現在の為替相場の戦略やスタンス
トレンド的にはまだ戻り売りのため、底値圏から次の天井圏に向けてのロング方向はこわごわトレードという感じだが、本日27日(月)は130.20円を下回らなければ、次のレジスタンス131.68円付近かその上の下降トレンドラインくらいまでをターゲットにした上昇があるかと思っている。
ただし、メインシナリオとしてはレジスタンスに抑えられたら売りを考えていきたいところ。
▽米ドル/円の60分足チャート
※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。