この記事は2023年4月3日(月)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「齊藤トモラニ氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。
2023年4月3日(月)の午前10時時点にウインインベストジャパンの齊藤トモラニさんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。
齊藤トモラニ
ウインインベストジャパンのFXトレーダー兼インストラクター。2006年11月の杉田勝FXセミナー受講生。受講後、FXでの利益が給料を上回るようになる。その後、トレーダー兼講師として活躍。抜群のFXトレードセンスを持ち、セミナー受講生から絶大な評判を得る。「トモラニ」の愛称で親しまれている。
現在の為替相場の傾向や相場観
先週3月31日(金)の米ドル/円は30日(木)に続き、それよりも若干高いレベルで終日横ばいだった。米ドル/円60分足チャートを見ると、3月31日(金)の午後5時の足で133.59円付近の高値を付け、翌4月1日(土)の午前3時の足で132.62円付近の安値をつけている。米ドル/円の一日の値幅は97pipsと比較的小さな値動きだった。
タイムサイクル的には3月23日~30日の天井圏がおそらく終了し、3月31日~4/10日の底値圏に向かい始めたようだ。エリオット波動的には4波のなかのa波が2月2日に終了して現在下降b波の中の下げのb波にいる。
現在の為替相場の戦略やスタンス
米ドル/円60分足チャートをみると、トレンドラインから引ける平行線を少し超えてきたが、再度中に入ってきている。そのためこの平行線を大幅に抜いて上昇していく形にはならないかというところ。
タイムサイクル的に底値圏に向かい始めた感じであるため、サポートラインまで待っての買いを考えたい。個人的には、132.60円付近のサポートラインの押し目買いを狙っていきたいと思っている。
▽米ドル/円の60分足チャート
※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。