この記事は2023年3月30日(木)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「神田卓也氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。


FXトレード戦略
(画像=sakura/stock.adobe.com)

2023年3月30日(木)の午前11時すぎに外為どっとコム総合研究所の神田卓也さんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。

神田卓也
株式会社外為どっとコム総合研究所取締役調査部長上席研究員。1987年福岡大学法学部卒業後、第一証券を経て、1991年メイタン・トラディション入社。インターバンク市場にて、為替・資金・デリバティブ等の取引業務を担当し、国際金融市場に対する造詣を深める。2009年7月外為どっとコム総合研究所入社。

現在の為替相場の傾向や相場観

昨日29日(水)の米ドル/円は132円台後半へと大幅に上昇。金融システム不安が一服し、世界的に株価が上昇する中で1週間ぶりに132.89円前後まで上値を伸ばした。

明日月末31日(金)がスポット取引の決済日にあたるこの日は、日本の年度末と海外の四半期末に絡んだドル買い・円売りフローが断続的に持ち込まれたとの観測もあった。

現在の為替相場の戦略やスタンス

月末や四半期末等の特殊要因があったとはいえ、日足一目均衡表の転換線と雲をまとめて上抜けたことで続伸期待が高まる可能性もある。

なお、日足一目均衡表では明日31日(金)に、トレンドの転換点になりやすいとされる「雲のねじれ」が発生する。ねじれ発生を前に本日30日(木)の終値で雲上限(132.70円前後)を上回ることができるか注目したい。

▽米ドル/円の日足チャート

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(画像=羊飼いのFXブログ)

※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。