この記事は2023年4月13日(木)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「神田卓也氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。


FXトレード戦略
(画像=and4me/stock.adobe.com)

2023年4月13日(木)の午前11時すぎに外為どっとコム総合研究所の神田卓也さんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。

神田卓也
株式会社外為どっとコム総合研究所取締役調査部長上席研究員。1987年福岡大学法学部卒業後、第一証券を経て、1991年メイタン・トラディション入社。インターバンク市場にて、為替・資金・デリバティブ等の取引業務を担当し、国際金融市場に対する造詣を深める。2009年7月外為どっとコム総合研究所入社。

現在の為替相場の傾向や相場観

昨日12日(水)の米ドル/円は、東京市場で134円台にワンタッチしたが上昇は続かず、NY市場に入ると一時132.74円前後へと反落した。米3月CPIでインフレ鈍化が示されたとしてFRBの利上げ打ち止めが意識された。

もっとも、今回のCPIについては、総合指数が鈍化した一方で食品とエネルギーを除いたコア指数は前年比で伸びが加速しており、FRBが利上げを停止するには不十分との見方も出ている。実際に米長期金利の低下は小幅にとどまっており、ドルの下落の大部分は持ち高調整によるものだったと推測される。

本日13日(木)も米長期金利の低下余地は乏しいと見ており、米ドル/円は日足一目均衡表の雲下限(132.57円前後)をメドに132円台での押し目買いが有効と見込んでいる。

現在の為替相場の戦略やスタンス

本日13日(木)のNY市場では米3月PPIが発表される。PPIはCPIの先行指標との見方もできるだけに注目を集めそうだ。

市場予想は前年比+3.0%となっており、前月の+4.6%から大幅な鈍化が見込まれている。コアPPIも前年比+3.4%(前月+4.4%)に鈍化する見通しだ。

市場はすでに鈍化を織り込み済みと見られるが、予想以上に鈍化した場合は米ドル/円が一目均衡表の雲下限を割り込むリスクがあるため注意が必要だろう。

▽米ドル/円の日足チャート

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(画像=羊飼いのFXブログ)

※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。