この記事は2023年4月12日(水)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「西原宏一氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。


FXトレード戦略
(画像=NicoElNino/stock.adobe.com)

2023年4月12日(水)の午前11時すぎに、現役トレーダーの西原宏一さんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。

西原宏一
青山学院大学卒業後、1985年に大手米系銀行のシティバンク東京支店へ入行。1996年まで同行にて為替部門チーフトレーダーとして在籍。その後、活躍の場を海外へ移し、ドイツ銀行ロンドン支店でジャパンデスク・ヘッド、シンガポール開発銀行シンガポール本店でプロプライアタリー・ディーラーなどを歴任後、独立。ロンドン、シンガポール、香港など海外ヘッジファンドとの交流が深く、独自の情報網を持つ。

現在の為替相場の傾向や相場観

昨日11日(火)の米国株はS&P500種がほぼ変わらず。本日12日(水)のCPIを控え、狭いレンジでの取引に終始。

追加利上げに対する警戒感が広がる中、ハイテク株中心のナスダック100は下落。過去6営業日で5回目の下げとなっている。中期ではFRBのピボット期待でドルベアだが、気になっているのがスイスフラン。

<対米ドルの月初来騰落率>(出所:ブルームバーグ)

対米ドルの月初来騰落率
(画像=羊飼いのFXブログ)

最も値をさげている通貨は、当コラムで注目しているNZドル。一方最も買われている通貨はスイスフラン。そして次点がユーロやポンドと軒並み欧州通貨が上げている。去年は一時、欧州通貨売りVSオセアニア通貨買いという流れがあったが、その逆のパターンとなっている。

そしてスイスフランが一番買われているというのは、リスクオフを連想させる。スイスフランは一時クレディスイスの買収劇で、不透明なところがあったのだが再び堅調に。

現在の為替相場の戦略やスタンス

米ドル/円は50%戻しの133.77円レベルで頭を抑えられてはいるが、NZドルに対しロングにするのはスイスフランのほうがいいかもしれない。

▽米ドル/円 の日足チャート

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(画像=羊飼いのFXブログ)

*:当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。