熊本との縁は熊本城マラソンから

M&A Online

(画像=熊本城マラソンのスタート地点となる熊本市の通町筋、「M&A Online」より引用)


熊本との出会いは「熊本城マラソン」(毎年2月に開催)。計5回フルマラソンを走っているうちに、熊本が好きになった。

ただ、マラソンのため来るたびに「熊本市内は移動が便利ならもっと魅力的になるのに」と感じていた。

自転車のポテンシャルを考えると、熊本でシェアサイクルをやったら便利でしょう、という思いを募らせていた。

そんな中、熊本市でシェアサイクル事業のプロポーザル(提案型の公募)を行っていたので、手をあげさせていただいた。

年内に台数を倍増、持続性が課題

熊本市では、最初110台で展開。当初は300台が目標だったが、今は550台と5倍になった。今年中に、さらに倍の1100台にする。シェアサイクルやレンタサイクル事業は、公費が途絶えた瞬間に事業が「シュン」となってしまう事が多い。公費負担なくても、この水準なら事業が成立する。これから先は、いかに持続性を作れるかが課題だ。

略歴

家本 賢太郎(いえもと・けんたろう)

1981(昭和56)年12月2日生まれ。愛知県出身。

1997年、15歳でクララオンライン設立。

14歳のころ、脳腫瘍の摘出後に車椅子生活になる。1999年に、奇跡的に両足の運動神経が回復。車椅子無しでの生活が可能になった。

本業であるDX支援・クラウド事業のほか、スポーツ領域のDXや、国内最大の中古スポーツ自転車の流通業、プロバスケットボールチームの運用など多様な事業を展開している。