この記事は2023年6月19日(月)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「齊藤トモラニ氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。
2023年6月19日(月)の午前10時時点にウインインベストジャパンの齊藤トモラニさんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。
齊藤トモラニ
ウインインベストジャパンのFXトレーダー兼インストラクター。2006年11月の杉田勝FXセミナー受講生。受講後、FXでの利益が給料を上回るようになる。その後、トレーダー兼講師として活躍。抜群のFXトレードセンスを持ち、セミナー受講生から絶大な評判を得る。「トモラニ」の愛称で親しまれている。
現在の為替相場の傾向や相場観
先週16日(金)の米ドル/円は終日上昇した。60分足チャートでは16日(金)の午前10時に139.85円付近の安値を付け、翌17日(土)の午前5時に141.85円付近の高値をつけている。米ドル/円の一日の値幅は約200pipsとかなり大きな値幅だった。
タイムサイクル的には6月9日~6月20日の天井圏に向かって上昇している。明日17日(火)までにはいったんのピークを付け6月16日~6月27日の底値圏に向かって反落し始めることになる。エリオット波動的には4波のなかのa波が2月2日に終了、現在上昇b波のなかのc波が進行中。
現在の為替相場の戦略やスタンス
4時間足チャートをみると、トレンドラインとその平行線のチャネルの中で動いていたが先週16日(金)にそのチャネルの上限を超えてきた。ただ、このままどんどんと上昇していくというよりも再度チャネルの中に入ってくるのではないかと思っている。
もちろんトレンドは上昇方向。そのため下がったところをまずは買い方向からとは思っているが、139.80円付近を下回ってくると売りに転換していきそうだ。売りに転換したときのサポートは平行チャネルの半値くらいのところだと考えている。
▽米ドル/円の4時間足チャート
※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。