この記事は2023年6月20日(火)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「小林芳彦氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。


FXトレード戦略
(画像=WrightStudio/stock.adobe.com)

2023年6月20日(火)の午後12時半に現役トレーダーの小林芳彦さんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。

小林芳彦
1979年慶応義塾大学商学部卒、同4月株式会社協和銀行入行。 外国為替研修生・営業店外国為替業務経験後、1987年から本店資金為替部調査役。 インターバンク(フォワード)ディーラー・カスタマーデスクヘッドなどを歴任後、1989年10月よりクレディスイス銀行(資金為替部長)、1997年クレディスイス・ファーストボストン銀行(シニアセールス)、1998年バイエリッシェ・ヒポ・フェラインス銀行(為替資金部長)、2001年バンク・オブ・アメリカ(為替資金部営業部長)で数十社の法人顧客を担当。

現在の為替相場の傾向や相場観

米ドル/円日足チャートを見ると三角持ち合いを完全に上抜けた。これでは、円売りをやっているようではどうにもならない状況だ。

米ドル/円だけでなくファンダメンタル的にもユーロ/円や英ポンド/円などの上昇が強く、現在、円独歩安状態となっている。先週16日(金)に植田日銀総裁が「円金利は上げられない」と明言してしまったことで、方向性が決まってしまった。

現在の為替相場の戦略やスタンス

今週の米ドル/円予想レンジは140.00~145.10円。ただし、142.50円を抜けなければ予想上値は142.50円でいいが。戦略としては押し目買いしかない。先ほど西村経済産業相の発言で一時的に米ドル/円が下がっているが、これは買えなかった人にとってはいい押し目だろう。

ここで買っておかないと、142.50円を超えるとそのまま上に行ってしまいそうだ。とはいえ、当局からの介入は口先介入に過ぎず、実弾は142円や143円レベルでは出てこないと考えている。ただ、持ちっぱなしも怖いので、買い回転させたほうがよさそうだ。

145円付近から口先介入が入り始めて、実際の介入はおそらく147~150円。介入の本気度を見るに「断固として」のワードが出てくるかが重要なのでそれを待ちたい。

▽米ドル/円の日足チャート

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(画像=羊飼いのFXブログ)

※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。