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【保存版】インデックスファンドが多数ランクイン!投資信託ブロガーが推薦するファンドランキング

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(画像=PIXTA

投資家から集めた資金を専門家がまとめて運用する投資信託は、資産運用初心者や忙しくて情報収集する時間がとれないといった人たちに人気の金融商品だ。

しかし、その数は非常に多く、6000超えるとも言われているため、どのファンドを購入すべきか迷ってしまう人も多いだろう。

「どのファンドが購入すべきなのか?」を考えるために、参考となるのが、投信ブロガーによる投票で決まった「Fund of the Year 2019」(主催・運営委員会)だ。運用管理費用や実績などで評価されるこのランキングの1~10位を、ブロガーのコメントなどとともに紹介していこう。

この記事に登場する専門家

多数ランクインした「インデックスファンド」とは?

インデックスファンド, アクティブファンド
(画像=ZUU online編集部)

このランキングでは多くの「インデックスファンド」がランクインしている。そのため、インデックスファンドについて最初にどのようなものか説明しておきたい。

インデックスファンドとは「株価指数連動型ファンド」などとも呼ばれる投資信託の一種で、「東証株価指数」や「日経平均株価」、アメリカの代表的な株価指数の一つである「S&P 500」などの指標に連動する形での運用を目指す投資信託だ。

日経平均株価やTOPIX(東証株価指数)等の指数をベンチマーク(基準となる指標)として、そのベンチマークに連動した運用成果を目指すファンド。ベンチマークに基づき運用を行うため、ファンドマネジャーによる銘柄の入れ替えの頻度が少なく、運用にかかわるコストがほかの投資信託に比べて低い、といった特徴があります。

引用元:用語集 : 金融庁

恣意的に選ばれた複数の企業の業績というより、その国の株式相場の全体的な動きに運用実績が影響を受けるという特徴がある。インデックスファンドの中には株価指数との連動を目指す投資信託のほか、債券インデックスの指標との連動を目指す投資信託もある。

株投資家のコメント

インデックスファンドのメリットとデメリット

インデックスファンドは、投資のビギナーに向いている金融商品だ。販売手数料が無料となっているケースが多く、保有するファンドを変えようとしても気軽に売買することができる。また多くのインデックスファンドでは国内外の有名指数に連動させる投資成果を目指しているため、ビギナーでも簡単に値動きが今どうなっているのか把握しやすい。

ただ、インデックスファンドの投資対象となる銘柄が、高い成果を挙げることが期待されているものばかりというと、そうではない。ファンドマネジャーが主体的に投資銘柄を選ぶ後述のアクティブファンドの方がその点では厳選されていると言える。ただ値動きの振れ幅はインデックスファンドの方が小さいことが多く、アクティブファンドよりはリスクが小さいとも言える。

インデックスファンドの利用場面

2020年度税制改正大綱で明記されたNISA制度の変更ポイント
(画像=PIXTA)

積立型の少額投資非課税制度(つみたてNISA)などでは、投資先としてインデックスファンドやアクティブファンドを選ぶことができる。積み立てNISAでリスクをなるべく抑えようとするのではあれば、インデックスファンドを選ぶのが良いだろう。

運用益が非課税の「iDeCo」(個人型確定拠出年金)でもインデックスファンドを運用方法として選ぶことができる。iDeCoの公式サイトでも運用コストが小さいインデックスファンドでの資産運用が推奨例の一つとして紹介されている。

パッシブ型は市場平均(日経平均株価など)と同じ動きを目指す運用方法です。インデックス運用とも言われます。専門家の手間が少ないので手数料(信託報酬)が低く抑えられている投資信託が多いようです。

引用元:iDeCoではどうして投資信託が選ばれているの?|iDeCo(イデコ・個人型確定拠出年金)【公式】
専門家のコメント

選ぶ際のポイント

インデックスファンドを選ぶ際には、まず各ファンドの「交付目論見書」や「運用報告書」を確認しよう。こうした公表資料から運用コストやこれまでの実績を確認しながら、自分のスタイルにも合っている商品を選ぶようにする視点が重要だ。

また、主な運用コストの一つである信託報酬以外にも大きなコストがないかや、連動を目指している指数とのズレが大きくないか、などもチェックポイントの一つに挙げられる。また、この記事で紹介するランキングなどを参考に、各インデックスファンドを保有している投資家がどう評価しているかも参考にするとよい。

一方で「アクティブファンド」は?

インデックスファンドに対してアクティブファンドは、株式指数などとの連動を目指す形ではなく、ファンドマネージャーが主体的に投資対象の企業を選んで運用を行う投資信託だ。

ファンドマネージャーが投資対象の企業を選ぶときには企業業績や今後の成長性などを調査する必要があるため、アクティブファンドはインデックスファンドよりは手数料が高いことが多い。

それでは実際のランキングを見ていこう。

投信ブロガーが推薦するインデックスファンドは?ランキング1~10位を公開

第1位:eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

三菱UFJ国際投信が運用する「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」が1位に輝いた。この投資信託はインデックス型で、「MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス」に連動する成果を目指している。

投信ブロガーのコメントとしては「低コストでリバランスに悩むも必要なし」「この1本で全世界の株式を購入することが出来る」などという内容が多く、「全世界株式のカテゴリで業界最低水準の信託報酬率を保障している」などと評価する声も少ない。

第2位: eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

第2位にも三菱UFJ国際投信の「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」がランクインしている。この投資信託もインデックス型となっており、「S&P500指数」の値動きに連動する成果を出すことを目標としている。

投信ブロガーからは「米国への投資をしたい人にとっては第一選択肢でまちがないないと思います」「世界経済を牽引するS&P500を誰でも簡単に最低コストで投資できる最強無敵ファンド」などといったコメントが寄せられている。

第3位:eMAXIS Slim 先進国株式インデックス

第3位には「eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」が選ばれ、これでトップ3は全て三菱UFJ国際投信が運営する投資信託が独占した形となった。日本を除く先進国株式を対象としたインデックスファンドで、信託報酬率の引き下げに積極的であることなども知られている。

コメントとしては「低コスト追求は正義!」「受益者還元型の信託報酬も導入していて応援したくなります」「先進国株式のカテゴリで業界最低水準の信託報酬率を保障している」などが投信ブロガーから寄せられている。

第4位:<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド

第4位にランクインしたのが「<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド」。日本以外の主要な先進国の株式が投資先となっており、「MSCIコクサイ・インデックス」の値動きへの連動による投資成果を目標としている。

投信ブロガーからは「ETFではない一般的な投資信託としては初の、『信託報酬0.1%未満』を発表した功績は偉大」「先進国株式クラスとして長くつづいており、信託報酬も下げ続けている」など、このインデックスファンドを評価するコメントが多い。

第5位:eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)

「eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)」が第5位にランクインした。1~3位を独占した三菱UFJ国際投信が運営するインデックスファンドで、世界の株式や公社債、不動産投資信託証券市場の値動きに連動する投資成果をあげることをファンドの目的として掲げている。

コメントとしては「低コストで手軽に分散投資ができるところに魅力を感じています」「全資産に均等な配分で、これ1本で国際分散投資が可能」「バランス型の安心感と低コストが素晴らしい」といった声が寄せられている。

第6~10位:楽天投信投資顧問やセゾン投信の運営ファンドがランクイン

第6位から第10位までは以下の通りだ。

第6位:楽天・全米株式インデックス・ファンド=楽天投信投資顧問
第7位タイ:セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド=セゾン投信
第7位タイ:グローバル3倍3分法ファンド(1年決算型)=日興アセットマネジメント
第9位:バンガード トータル ワールド ストック ETF(VT)=ザ・バンガード・グループ・インク
第10位:SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド=SBIアセットマネジメント

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