この記事は2023年7月20日(木)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「神田卓也氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。


FXトレード戦略
(画像=QuietWord/stock.adobe.com)

2023年7月20日(木)の午前11時時点に外為どっとコム総合研究所の神田卓也さんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。

神田卓也
株式会社外為どっとコム総合研究所取締役調査部長上席研究員。1987年福岡大学法学部卒業後、第一証券を経て、1991年メイタン・トラディション入社。インターバンク市場にて、為替・資金・デリバティブ等の取引業務を担当し、国際金融市場に対する造詣を深める。2009年7月外為どっとコム総合研究所入社。

現在の為替相場の傾向や相場観

本日20日(木)の米ドル/円は5・10日仲値公示後にやや売りが優勢となり139円台前半へと弱含んでいる。140.00円目前まで上昇した昨日19日(水)の動きで「売られすぎ」の状態がほぼ解消したと見られることから、短期的なドル高・円安の流れは勢いを失ったようだ。

昨日19日(水)の上昇によって137円台に位置する日足ボリンジャーバンド-2シグマのラインを大きく上放れた他、日足RSI(相対力指数)は短期、中期ともに40%台を回復した。

「中立」水準であるRSIの50%と20日移動平均線(ボリンジャーバンド中心)にはもう少し距離があるものの、もはや割安感はない水準と言えるだろう。

現在の為替相場の戦略やスタンス

日米欧の金融政策イベントラッシュを前にしたポジション調整はおおむね一巡したと見て、本日20日(木)は139円台を中心にもみ合う展開を見込んでいる。

▽米ドル/円の日足チャート

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(画像=羊飼いのFXブログ)

※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。