この記事は2023年7月24日(月)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「齊藤トモラニ氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。
2023年7月24日(月)の午前10時時点にウインインベストジャパンの齊藤トモラニさんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。
齊藤トモラニ
ウインインベストジャパンのFXトレーダー兼インストラクター。2006年11月の杉田勝FXセミナー受講生。受講後、FXでの利益が給料を上回るようになる。その後、トレーダー兼講師として活躍。抜群のFXトレードセンスを持ち、セミナー受講生から絶大な評判を得る。「トモラニ」の愛称で親しまれている。
現在の為替相場の傾向や相場観
先週21日(金)の米ドル/円は終日強含んでいた。60分足チャートを見ると、21日(金)の午前9時の足で139.74円付近の安値を付け、午後5時の足で141.95円付近の高値をつけている。米ドル/円の一日の値幅は約221pipsと極めて大きな値幅だった。
タイムサイクル的には7/14~7/20の底値圏が終了、7/19~7/26の天井圏に向かって上昇している。エリオット波動的には4波のなかのa波が2/2に終了。7/5に上昇b波が終了し、下降c波に入った。
現在の為替相場の戦略やスタンス
4時間足チャートを見ると7月14日からの上昇トレンドラインとその平行線の上限を大きく超えてきた。この上限のラインがサポートとなっている限りは、買い方向から入りたい。
また141.20円付近のサポートがあるので、このサポートラインを大きく切ってこなければ、ブレイクアウトでの買いも行けそうだが、61.8%戻しのラインがあるので注意したい。
▽米ドル/円4時間足チャート
※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。