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(画像=株式会社ベルーフ)
丸山 直哉(まるやま なおや)
株式会社ベルーフ 代表取締役社長
1978年12月生まれ。埼玉県出身。
食品フロアレジ運営受託を関東全域に拡大。
2008年取締役に就任。食品フロアレジ運営受託を東北地区、東海地区に拡大。
その後、2011年専務取締役に就任。人材ビジネスを17業種に展開。そして関西地区まで拡大。
2018年副社長に就任し、様々なプロジェクトを着手。
また25業種にわたる人材ビジネスと店舗ビジネスへと事業拡大。 2020年に女性活躍推進法「えるぼし認定」最高位(3段階目)を取得。
2021年10月に代表取締役社長へ就任し現職。
北海道のセレクトショップ「北海道ライブマルシェ」を出店。直営・FC事業を8業種34店舗展開。人材ビジネスと合わせ、全国200か所以上に事業拡大。
株式会社ベルーフ
1997年に創業。流通小売業界において人材と店舗ビジネスを軸に、食品及び物販フロアの「売場」を支えています。全国の大型複合商業施設、JRグループや私鉄沿線の駅ビル、全国百貨店、専門店まで、リテール200ヵ所の現場で実務経験に富んだプロフェッショナルがサポートしています。 女性活躍について取り組み状況が優良な企業として厚生労働大臣の認定を受け、 2020年に女性活躍推進法「えるぼし認定」最高位(3段階目)を取得。

目次

  1. これまでの事業変遷と組織拡大の沿革
  2. これまでぶつかってきた課題
  3. 社長が考える、今の時代に必要な従業員との向き合い方
  4. 従業員の価値(人的資本)向上に向けて取り組んでいることやこれから取り組もうと思っていること
  5. 今後の展望と従業員への期待について

これまでの事業変遷と組織拡大の沿革

当社の創業は1997年で「はじめに人ありき」という経営理念の元、人と企業をマッチングさせる人材紹介業からスタートしました。その後、基幹事業となるDVS(ディベロッパーサポート)事業を立ち上げました。商業施設や駅ビル内の専門テナントから構成されている食品フロアは、当時テナントごとにお会計が行われていました。そこでスーパーマーケットのような買い回りと利便性を考慮し、食品や生鮮三品のお会計を一か所で行う「集中レジ」という仕組みをディベロッパーと開発し、サービス展開しました。スタート当初はJR東日本の駅ビル商業施設でした。その後、数々の商業施設で展開されるようになり、今ではディベロッパー企業のお悩みを解決しながら、170店舗まで受託店舗を拡大しています。

そして現在、当社の事業は流通小売業界において人材ビジネスと店舗ビジネスの大きく2つに分かれています。人材ビジネスでは複合商業施設や駅ビル、全国百貨店を中心に、大手ディベロッパー企業の物件の中で食品及び物販フロアの販売員やレジ接客業務を行っています。また各種販売員だけではなく、バックオフィス、インフォメーション、フードコートなど、商業施設内の人的インフラも全面的にサポートしています。さらに催事及びポップアップショップの企画や運営など多岐にわたる事業を行っています。一方で、リテール側の気持ちを理解する必要があると考えて始めた店舗ビジネスでは、日常の消費につながる日配・グロッサリーストアを始め、地域物産店、コンビニエンスストアなど、現在8業種34店舗の直営店舗とFC店舗を出店しています。これら両ビジネスを合わせて全国200か所以上で事業展開を行っています。

株式会社ベルーフ
(画像=株式会社ベルーフ)

このような事業展開により当社は昨年10月で28期を迎えることができました。これまでの成長は多くのステークホルダーに支えられてきたお陰だと考えています。これからも人材ビジネスと店舗ビジネスを通じて、さらなる発展を目指していきます。 2022年には新たな事業として、これまで生鮮業界の集中レジ接客業務に携わってきた強みを生かし、生鮮業界に特化した人材紹介サービス「FFA(フレッシュフードエージェント)」を立ち上げました。 現在の生鮮業界では熟練した職人の後継者育成が難しく、人手不足が深刻化しています。 そこで、一般的な人材募集ではカバーしきれない生鮮業界の特殊業務に対応できる人材をご紹介しています。サービス開始の初月から大きな反響があり、これまで出店できなかった企業様や人材不足に悩む企業様への支援につながっています。

また組織拡大の過程の中で基幹事業である集中レジ接客業務から発展を図り、多業種にわたるドミナント戦略を目指しました。その中で最も重要視しているのは、人材クオリティの高度化です。人材ポートフォリオを明確にし、従業員の中から個々の長所を生かしたプロフェッショナルプレーヤーとマルチプレイヤーを育成しています。現在、人材ビジネスでは17業種、店舗ビジネスでは8業種の事業展開を行っています。

これまでぶつかってきた課題

当社が直面した課題については、大きく分けて二つあります。一つ目は事業面での課題です。2011年までは東日本エリアを集中的に事業展開していましたが、70店舗以上拡大することができずに課題を感じていました。そこで西日本エリアへの進出を試みましたが、当時西日本エリアには集中レジ業務の文化がなく、事業拡大に苦戦を強いられました。しかし、ここで転機を迎えます。関西大手企業が関東で展開する店舗のリニューアル計画に当社が参画し、そこで成功した実績を持って再び西日本エリアに挑戦しました。その結果、関西最大手となる百貨店本店の集中レジ接客業務計画に初めて参入することができ、そこから西日本エリアが拡大していきました。

二つ目の課題は、事業部間同士の連携にありました。多くの従業員が在籍しているため、事業規模が大きくなるにつれ、縦割りが進んでいました。そこで、事業部間の連携を強化するために様々なプロジェクトを立ち上げ、各部担当者同士が協力し合うことで互いの部署の理解を深めていきました。さらに承認し合う制度を作り、従業員のモチベーション向上に注力したことで一つのベクトルにまとまったことが今の当社の背景にあります。

社長が考える、今の時代に必要な従業員との向き合い方

私が大切にしているのは、個々の強みを生かすことです。背景として、特に日本人は弱みを克服して平均点以上を取らなければいけないと考えがちですが、それでは熱量や行動量が伴わないことが多々あります。だからこそ、強みを生かして事業に取り組むことが重要だと考えています。

働く人が強みを生かして事業に取り組む時は、目の輝きが大きく変わります。強みや自信というものを形成する鍵は、やはり心から夢中になれることだと思います。それは「努力は夢中に勝てない」と思うからです。個々が夢中になれる自身の強みを見つけて、それを人から事業へ事業から社会へ発展させ、社会への貢献につなげていくことが私たちの目指す道です。 また、互いの価値観が違うことを認め合うことも大切だと思っています。これからも従業員の働きがいのある環境を整え、成長を支援していきたいです。

社名のベルーフという言葉の由来は、ドイツ語で「プロフェッショナル・天職」という意味です。社長である私の使命は、従業員のやりがい(天職)を大切にすることです。

従業員の価値(人的資本)向上に向けて取り組んでいることやこれから取り組もうと思っていること

当社では、業種に応じた人材育成を最も重要視しており、教育本部を中心とした社内研修を充実させています。その中でも特にリスキリングに力を入れており、対面研修の他、コロナ禍で推進されたリモート研修やeラーニング研修を展開しています。

現在、ベルーフアカデミーという独自の教育プログラムを開発しており、200以上のeラーニングコンテンツがあります。さらに当社は表彰制度を導入しています。接客接遇や売る力を向上するために、店舗ランキングを作り、みんなで高め合っています。表彰は役職や役割に関係なく、全従業員を対象にすることで働きがいを感じてもらえるようにしています。今後も従業員満足(ES)からお客様満足(CS)につながる施策や環境整備に取り組んでいきます。

今後の展望と従業員への期待について

株式会社ベルーフ
(画像=株式会社ベルーフ)

私たちは流通小売業を通じて、人々に幸せになっていただきたいという想いがあります。そんな想いから当社は各企業様への研修支援も行っており、新人教育や接客指導・マニュアル作成などに携わっています。日本が世界に誇れるのは観光と「おもてなし」だと考えており、当社は心のこもった「おもてなし」精神の発信で、お客様に「買い物に来て良かった」「またここで買い物をしよう」と思っていただけるようなお客様満足度を向上させるための接客接遇を広めていきたいという考えがあります。

近年、様々なサービスでオンライン化や無人化が進んでいますが、私たちが大切にしていることは、お客様がご来店し、実際に商品を手に取り、接客接遇を通じて満足していただくというリアル店舗での「付加価値」です。そのため従業員一同、一人一人のお客様に合った接客を心掛け、心のこもった「おもてなし」でお客様に感動が生まれるようなサービスを目指しています。

心のこもった「おもてなし」をすることでマニュアルにはない感動のサービスが実現します。そんな素晴らしい舞台では働く全ての人たちが主役です。仕事に「心」をプラスするとお客様に感動が生まれます。ぜひ日々の接客接遇を通じて仕事をする「喜び」を感じていただくことを期待しています。

氏名
丸山 直哉(まるやま なおや)
会社名
株式会社ベルーフ
役職
代表取締役社長