日経平均 | 38,835.10円 △599.03円 |
為替 | 1ドル=154.56円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 17億6,247万株 |
売買代金 | 4兆6830億25百万円 |
値上り銘柄数 | 1,117銘柄 |
値下り銘柄数 | 487銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 102.57% |
市況概況
米国株高を受けて買い先行で大幅高
日本市場が連休中の米国株が大きく上昇していたことなどもあり、寄り付きから買い先行となった。半導体関連銘柄など買い気配から始まる銘柄も多く、寄り付きから大きく上昇となった。
ただ、寄り付きの買いが一巡となった後は上値の重い銘柄も多く、指数も25日移動平均線や基準線に上値を押さえられる形で大幅高ではあるものの上値は重くなった。日経平均に影響の大きな銘柄が買戻しで高いだけということでもあり、TOPIXは一時軟調となる場面も見られるなど堅調ながらも冴えない展開だった。
昼の時間帯は特に方向感は見られず、後場も値持ちが良い始まりとなったものだから買戻しなどもあって、案外値持ちの良い展開となった。さすがに節目と見られる38,800円水準では上値も押さえられたものの、売り急ぐということでもなく、最後まで値持ちの良い展開が続いた。引けは買戻しも入り日経平均は大幅高、高値圏での引けとなった。
小型銘柄も買戻しも交えて堅調なものが多かった。グロース250指数やグロース株指数は大幅高となった。先物はまとまった買いが散発的に見られて指数を押し上げる場面もあったが、断続的に買い上がるということでもなく、持高調整の買戻しが主体ではなかったかと思う。
決算発表などに反応しているものも見られるが、米国市場に連れて目先的な需給で動いているだけと言うことなのだろう。腰の据わった買いが入っているという雰囲気でもなく、買戻し一巡となったものから上値も重くなり、まだまだ下値を試すような保ち合いが続くと思う。
買われたものは買戻し一巡となったものから売られることになりそうで、空売りが積み上がらなければここまでと言うことなのだと思う。
テクニカル分析
日経平均
25日移動平均線や基準線に上値を押さえられてはいるが半分抜けかけている。ここでしっかりと抜けるかどうかが注目される。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。