日経平均 | 39,381.41円 ▼99.26円 |
為替 | 1ドル=154.11円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 30億0,410万株 |
売買代金 | 5兆3361億71百万円 |
値上り銘柄数 | 1,270銘柄 |
値下り銘柄数 | 341銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 93.95% |
市況概況
日経平均に影響の大きな銘柄だけが安い
米国株が急騰となり、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物も大きく上昇していたのだが、昨日既に大きく上昇していたこともあり、買い先行で始まったものの冴えない展開となった。
日経平均に寄与度の大きな銘柄が目先的な買戻し一巡から手仕舞い売りに押されて大きく下落し、米国株高を受けて買い先行となった銘柄も後が続かず上げ幅を縮小して、日経平均はマイナス、TOPIXは大幅高に近い上昇となった。
昼の時間帯も買い戻しなどから指数を押し上げる場面もあり、後場は前場の終値を上回って始まった。それでも心理的な節目でもある39,500円台を維持できないとなると手仕舞い売りに押されるものも見られ、再度下値を試す動きとなった。
それでもさすがに売り急ぐということでもなく、買われすぎていた銘柄が売られるということで全体としては堅調だった。日経平均に寄与度の大きな銘柄は最後まで売り直されて指数を押しさげ、日経平均は最後まで冴えない展開となった。
小型銘柄はまちまちで値動きの軽い銘柄が買い直された。グロース250指数やグロース株指数は堅調だった。先物はまとまった売り買いが散発的に見られたが、特に買いには反応が鈍く、どちらかというと売りが出るとさらに売られるというような場面もあった。戻れば売りという状況も継続しており、指数の上値を押さえる要因となった。
日経平均に影響の大きな銘柄が買戻し一巡から売られたが、総じてみると堅調な展開となった。米トランプ氏が大統領に返り咲いたということでトランプラリーが期待されている。
関税強化の影響なども懸念されるが、米国内で事業を展開している企業などはメリットがあるということで売り難く、下がらないから買うということでしっかりとした展開となっている。さらに、日銀の利上げに対しての警戒と期待が入り混じり、まだまだ右往左往する場面もあると思う。この水準から上値はとりあえず売り上がりということで対処していきたい。
テクニカル分析
日経平均
40,000円を意識すると上値も重く、「かぶせ線」となった感もある。25日移動平均線や基準線を割り込むと一気に売られるのだろうし、しっかりとサポートされれば買い直されるのだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。