日経平均 | 38,414.43円 △193.58円 |
為替 | 1ドル=154.57円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 19億4,541万株 |
売買代金 | 3兆8060億33百万円 |
値上り銘柄数 | 1,080銘柄 |
値下り銘柄数 | 503銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 91.14% |
市況概況
夜間取引が堅調買い先行、昨日の反発から堅調だが上値は重い
米国株はまちまちだったが、昨日の下落の反動もあり夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物高かったことで本日の日本市場は買い先行となった。
寄り付きの買いが一巡となった後も買戻しを急ぐ動きなどもあり上値を試す展開となった。ただ、節目と見られる38,500円を超えると売られる状況で、その後は上げ幅を縮小、昨日の終値を意識するようなところまで上げ幅縮小となった。その後は買戻しなどが入ったものの上値の重い展開で前場の取引を終えた。
昼の時間帯は先物に買いも見られ、後場は上値を試すような始まりとなった。前場の高値を抜けるといったん手仕舞い売りに上げ幅を縮小となったが、その後もさらに戻して本日の高値を更新する場面もあった。
ただ、前場同様に38,500円を超えると手仕舞い売りに押されるという状況で再度上げ幅を縮小する展開となり、その後は戻りかけては売られるような形でじりじりと上げ幅縮小となった。最後は買戻しなども見られて戻し、上値は多いながらも堅調な引けとなった。
小型銘柄は幕間つなぎ的に買われるものもあり、総じて堅調だった。グロース250指数やグロース株指数は大幅高だった。先物はまとまった売り買いも散発的に見られたものの、大きく指数を動かすようなこともなく、方向づけることもなかった。上がれば売られ、下がれば買われる状況が継続という感じだった。
戻りを試す場面もあったが、改めて上値の重さが確認された形だ。上がるにしても下がるにしても決定的な材料が不足しているという状況でもあり、今晩の米国市場でエヌビディアの決算が発表されるので、その決算に半導体関連銘柄などが反応することになり、その反応について行くのだと思う。ただ、日本では利上げ懸念や政局の混乱への懸念もあり、基本的には戻れば売りという状況なのだと思う。
テクニカル分析
日経平均
下値を試す動きが続いているが、昨日の値幅の中での動きとなっており、この水準をどちらに放れるかと言うことだろう。ただ、いずれにしても25日移動平均線と75日移動平均線の間での動きと考えておいて良いと思う。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。