日経平均 | 38,642.91円 △107.21円 |
為替 | 1ドル=156.26円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 23億4,739万株 |
売買代金 | 4兆6014億13百万円 |
値上り銘柄数 | 813銘柄 |
値下り銘柄数 | 768銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 85.30% |
市況概況
夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物高く、買い先行だが上値は重い
米国株が軟調だったが、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が円安を好感して高く、本日の日本市場は買い先行となった。
寄り付きの買いが一巡となった後も買戻しなどを交えて上値を試す動きとなったが、さすがに39,000円を超えると戻り売りも多く、結局は上げ幅縮小となった。円安となっても利上げ懸念が残り、円安を好感する動きも限られるということで38,800円台まで上げ幅を縮小し安値圏で前場の取引を終えた。
昼の時間帯は若干買戻しなどが見られたもののやはり上値は重く、後場は堅調ながらも方向感に乏しい展開となった。それでも特に買い上がるような材料もないことから買戻し一巡となったものから値を消すものも見られ、38,800円を割り込むとじりじりと日経平均も上げ幅縮小となった。結局、戻れば売りという状況は変わらず、最後は手仕舞い売りに押されて上げ幅を縮小、昨日同様に安値引けとなった。
小型銘柄は手仕舞い売りに押されるものが多く、買い気に乏しく総じて冴えない展開となった。グロース250指数やグロース株指数は軟調だった。先物はまとまった売り買いも少なかったが、依然としてまとまった買いはあくまでも買い戻しというような意識で売り向かわれる感じで、指数を押し上げるだけの力もなかった。
引き続き特に変わりがないということで堅調ながらも上値の重い展開となった。上がれば売りという状況でもあり、積極的に買い上がるということでもなく、指数に底入れ感が出たということでもない。利上げに対する警戒や円安を素直に好感できないところがしっかりと戻さない要因でもあり、減税などの施策が見えて来ないと上値の重い展開が続くと思う。
テクニカル分析
日経平均
引き続き25日移動平均線や基準線に上値を押さえられた形で堅調ながらも上値の重い展開となっている。上値の重さを確認して今度は下値を試すように75日移動平均線や雲まで下落となると思う。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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