日々是相場
(画像=VectorSpace/PIXTA)
日経平均 38,352.34円 ▼62.09円
為替 1ドル=155.40円
売買高(東証プライム、以下同) 17億9,088万株
売買代金 3兆7494億44百万円
値上り銘柄数 600銘柄
値下り銘柄数 997銘柄
騰落レシオ(25日) 85.75%

市況概況

上がれば売られ、下がれば買われる展開

米国株はまちまちだが、半導体関連銘柄などに高いものが目立った。夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物は一時大幅安となる場面もあったが、最後は切り返したものの冴えない展開となり、本日の日本市場は売り先行となった。

ただ、寄り付きの売りが一巡となると昨日同様に節目と見られる38,500円を試す動きとなった。本日も38,500円を超えると売られ、今度は一昨日、昨日の安値水準を試すような動きとなり、安値圏で前場の取引を終えた。

昼の時間帯も特に方向感は見られず、後場も冴えない始まりとなった。寄り付きの売り買いが一巡となった後は一瞬38,200円を下回ったもののすぐに切り返し値持ちの良い銘柄から買い戻される形で下げ幅縮小となった。

それでも昨日の終値を超えるでもなく、戻りの鈍さが確認されると再度売り直された。引けを意識する時間帯にはいったん売られたものの最後は買い直されて下げ幅を縮小、冴えないながらも下げ渋り感が強い相場となった。

小型銘柄は幕間つなぎ的に買われるものも見られ、グロース250指数やグロース株指数は堅調だった。先物はまとまった売り買いは散発的に見られたものの大きく方向づけるようなこともなく、指数に追随してうろうろしたものの方向感は見られなかった。

冴えないながらも底堅さが見られる展開となった。米エヌビディアの決算発表を控えて、半導体株などを中心に持高調整の売り買いが中心で、下がれば買われ、上がれば売られる状況は「いつも通り」という雰囲気だ。エヌビディアの決算次第ではあるが、買われすぎ感が強い銘柄には手仕舞い売りに押されるものも出てくると思う。買戻し一巡となったものから売られるのではないかと思う。

テクニカル分析

日経平均

保ち合い相場継続ということで昨日、一昨日の値幅の中での動きとなっている。はらみ足と同じ状況であり、放れた方に大きく動くことになるだろう。それでも上値は25日移動平均線、下値は75日移動平均線での範囲をどちらに抜けるかということでもある。

▽詳しくは解説動画をご覧ください。

当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。