この記事は2025年2月10日(月)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「齊藤トモラニ氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。


FXトレード戦略
(画像=Virtual Art Studio/stock.adobe.com)

2025年2月10日(月)の午前10時時点にウインインベストジャパンの齊藤トモラニさんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。

齊藤トモラニ
ウインインベストジャパンのFXトレーダー兼インストラクター。2006年11月の杉田勝FXセミナー受講生。受講後、FXでの利益が給料を上回るようになる。その後、トレーダー兼講師として活躍。抜群のFXトレードセンスを持ち、セミナー受講生から絶大な評判を得る。「トモラニ」の愛称で親しまれている。

現在の為替相場の傾向や相場観

先週7日(金)の米雇用統計の非農業部門雇用者数は予想を下回り、14.3万人と雇用成長が急激に鈍化し米ドル/円は一時151円を下回った。

米ドル/円は東京、ロンドンと買われたが、ニューヨークで売られた。60分足チャートをみると7日(金)の22時の足で152.42円付近の高値を付け、翌8日(土)の午前1時の足で150.92円付近の安値をつけている。 米ドル/円の一日の値幅は150pipsと大きな値幅だった。

タイムサイクル的には2/10~2/17の底値圏に向かっているようだ。エリオット波動的には(週足レベルでは)下降4波のなかの上昇f波の中にいる。下降4波は最短でも今年5/5まで続くと思われる。

現在の為替相場の戦略やスタンス

米ドル/円の4時間足チャートでみると151.00円レベルはサポートされているので、ここを下に抜いてくるまではもう少しエネルギーが必要だろう。

少し調整は入りそうなので、152.00円を超えた後、152.50~153.20円付近のゾーンに入るのを待ってからの戻り売りで考えてきたい。

▽米ドル/円 4時間足チャート

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(画像=羊飼いのFXブログ)

※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。