
日経平均 | 37,799.97円 ▼227.32円 |
為替 | 1ドル=150.41円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 21億0,098万株 |
売買代金 | 4兆8465億05百万円 |
値上り銘柄数 | 524銘柄 |
値下り銘柄数 | 1,051銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 108.69% |
市況概況
持高調整の売り買いで右往左往したが、結局は大幅安
米国株が軟調、特に半導体株安となったことを受けて本日の日本市場は売り先行となった。寄り付きから売り気配で始まる銘柄なども見られ、寄り付きの売りが一巡となった後も瞬間的に大きく売られる場面もあった。
それでもさすがに下値の節目の一つと見られる37,500円を意識する水準まで売られると買戻しも入り、今度は上値の節目と見られる37,800円を超えるところまで売られた。ただ、さらに上値を買い上がることもなく上値の重さが確認されると再度売り直されて前場の取引を終えた。
昼の時間帯も権付き最終日ということもあり、ヘッジ売りなども見られ、後場も冴えない始まりとなった。いったん下押す場面もあったが、37,600円を割り込むと買われ、37,700円を超えると売られる保ち合いとなり、最後は持高調整の買戻しや配当取りの買いが入り下げ幅を縮小、軟調ながらも本日の高値圏で引けた。
小型銘柄は幕間つなぎ的に買われるものなども見られ、指数は下げ渋っていたが、最後は手仕舞い売りに押されるものも多くなり、グロース250指数やグロース株指数は下げ幅を広げ軟調だった。先物はまとまった売り買いが散発的に見られて指数を動かす場面もあり、現物から先物に乗り換える動きもあったが、大きく方向感が出ることはなかった。
結局38,000円台で引けても売り直された。明日は権利落ちということで300円程度配当落ちがあるが、すぐに埋めるということでもなさそうだ。改めて上値の重さが確認されるといったん37,000円前後までは下落すると思う。まだ買われすぎ感が強い半導体株などが戻れば売りという流れのなかで下値模索が続くと思う。
テクニカル分析
日経平均
結局は25日移動平均線にサポートされつつも下落している状況だ。まだまだ下落が続くので一緒になって下落が続くのだと思う。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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