
日経平均 | 38,027.29円 △246.75円 |
為替 | 1ドル=150.53円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 17億8,206万株 |
売買代金 | 4兆2602億86百万円 |
値上り銘柄数 | 1,212銘柄 |
値下り銘柄数 | 321銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 109.32% |
市況概況
米国株高を受けて買い先行、期末の持高調整の買いも入って堅調
米国株が堅調となり、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が高かったこともあり、本日の日本市場は買い先行となった。
寄り付きから買い気配で始まる銘柄なども見られ節目と見られる38,000円を超えて始まったが、38,000円を超えると売られるということでいったん寄り天のような展開となった。その後切り返し寄り付きの水準を抜けたが、やはり上値を買い上がることもなく手仕舞い売りに押されて上げ幅縮小となった。
昼の時間帯も特に方向感は見られず、後場も意外に高く始まり上値を試す動きとなった。38,000円を超えると売られるという場面もあったのだが、38,000円を再度割り込んでも売られることがなく、買戻しも見られて先週や昨日の高値を抜けて上値を試すことになった。
それでも38,200円の節目となりそうな水準で上値を押さえられ38,000円近くまで急落する場面もあり、その後は戻れば売りという状況で結局いつものように堅調ながらも上値の重い展開となった。引けでも売りが出たが何とか38,000円台を維持して引けた。
小型銘柄も堅調なものが多かったが積極的に買い上がるというよりは期末の手仕舞い売りも見られ上値も限られた。グロース250指数やグロース株指数は堅調だった。先物はまとまった売り買いは散発的に見られ、指数を動かす場面もあったのだが、指数を方向づけるようなことはなかった。
相変わらず期末要因もあって堅調ながらも上値が重いという状況であり、積極的に買い上がる材料には乏しい状況だ。週末の権利落ち後に動きが出てくるのだろうが、それでも基本的には戻り売りということなのだと思う。減税など景気対策が見られない限り、スタグフレーション懸念が根強く上値は限られるのだと思う。権利落ち後に空売りが積み上がるかどうかなのだと思う。
テクニカル分析
日経平均
上に放れたような放れないような形となっている。本日も陰線ということで下落が続く25日移動平均線に絡みながらの調整が見られるだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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