この記事は2025年4月2日(水)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「井口喜雄氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。

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2025年4月2日(水)の午前11時すぎにトレイダーズ証券の井口喜雄さんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。
井口喜雄
トレイダーズ証券市場部ディーリング課。認定テクニカルアナリスト。1998年より金融機関に従事し、ディーリング業務に携わる。2009年からみんなのFXに在籍し、ドル円や欧州主要通貨を主戦場にディーリング業務を行う。ファンダメンタルズからみた為替分析に精通してるほか、テクニカルを利用した短期予測にも定評がある。
現在の為替相場の傾向や相場観
「米国解放の日」が目前に迫る。相互関税の詳細は依然明らかになっておらず、関税期待で米ドルを買い進めるリスクは大きい。一方、報道ベースでは一律20%関税案も浮上するなか、米ドル売りに傾斜するわけにもいかず、結果として米ドル/円は上下に動きにくくなっている。
トランプ米大統領は税率がむしろ低下する可能性にも言及しており、あまりにも不透明感が強いことから、今週大きなポジションを持てるプレーヤーは多くないだろう。
昨日1日(火)発表されたISM製造業景況指数は雇用指数がかなり悪く、明後日4日(金)の雇用統計にも下振れ観測が出ているようだ。足元ファンダメンタルズが悪化すれば、自ずと米ドル売りが支持される。
現在の為替相場の戦略やスタンス
明日3日(木)日本時間午前5時の相互関税発表・発動を待つしかない。
スタートは適用除外国なしの公算だが、発動以降は通商交渉次第で減免余地が大いにあり、関税の影響・程度が発動時をピークに徐々に緩和されていく展開に注意したい。
グローバル経済の見通し改善で、リスク資産の反発に伴い円買いが巻き戻される可能性も念頭に置いておきたい。
▽米ドル/円 日足チャート

(画像=羊飼いのFXブログ)
※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。