
主要通貨ペア(ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、ポンド/円)について前営業日の値動きをわかりやすく解説し、今後の見通しをお届けします。
作成日時 :2025年4月23日8時30分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部 中村勉
目次
▼22日(火)の為替相場
(1):IMF世界経済見通し 下方修正
(2):米財務長官「米中関税水準は持続不可能」
(3):ホワイトハウス「良い方向に進んでいる」
▼22日(火)の株・債券・商品市場
▼外為注文情報/ ▼本日の見通し/ ▼ドル/円の見通し:過度の警戒感が和らぎ買戻し優勢/ ▼注目の経済指標/ ▼注目のイベント
22日(火)の為替相場

期間:22日(火)午前6時10分~23日(水)午前5時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム
(1):IMF世界経済見通し 下方修正
国際通貨基金(IMF)は世界経済見通し(WEO)を公表。世界経済について「実行関税率が過去1世紀で見られなかった水準に達し、極めて予測困難な環境にあり、下振れリスクが高まった」とし、2025年の世界経済の成長率予測を1月の3.3%から2.8%へと大幅に下方修正した。米国の成長率予測は2.7%から1.8%へ、中国は4.6%から4.0%へとそれぞれ下方修正した。日本の成長率見通しについても1.1%から0.6%へ下方修正したうえで、日銀の利上げについては「想定よりも緩やかなペース」になる見通しとした。
(2):米財務長官「米中関税水準は持続不可能」
ベッセント米財務長官は「米中の関税水準は持続不可能であり、両国の貿易摩擦をめぐる緊張が緩和されるだろう」と報道陣に非公開のイベントで語ったことが伝わった。
(3):ホワイトハウス「良い方向に進んでいる」
米ホワイトハウスのレビット報道官は「トランプ大統領は中国との貿易協定に向けた準備を進めている」「中国との関係は良い方向に進んでいる」などと発言した。
22日(火)の株・債券・商品市場

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