
日経平均 | 42,310.49円 △121.70円 |
為替 | 1ドル=147.98円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 19億1,425万株 |
売買代金 | 3兆9534億43百万円 |
値上り銘柄数 | 1,013銘柄 |
値下り銘柄数 | 555銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 132.34% |
市況概況
目先の需給に降らされて右往左往
米国市場が休場となったが、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が堅調で本日の日本市場は買い先行となった。それでも寄り付きの買いが一巡となると手仕舞い売りに押されるものも多く、上値の重い展開となり、上がれば売られ、下がれば買われる状況で方向感は見られなかった。
昼の時間帯も特に動きは見られず、後場も寄り付いたあといったん買われたが改めて42,400円での上値の重さが確認され、手仕舞い売りに押されて下値を試す動きとなった。さすがに42,000円を意識するところからは買い戻しも入り再度堅調な展開となったが、上値を買いあがる材料もなかったが、最後は買い戻しを急ぐ動きもあり堅調な引けとなった。
小型銘柄も手仕舞い売りに押されるものが多く総じて軟調だった。グロース250指数やグロース株指数は軟調だった。先物はまとまった売り買いは散発的にみられるものの指数を大きく動かす状況でもなく、上がれば売られ、下がれば買われていた。
堅調となる場面もあったが、さすがに42,500円を超えて買いあがるほどの買いは見られない。月初の買いも入っていたようで値上がり銘柄も比較的多かったが、買い戻し一巡となったものから売られる状況はまだまだ続くと思われる。月初の買いが途切れれば再度下押すことになるだろう。
テクニカル分析
日経平均
25にサポートされてはいるが、上値も重く、25日移動平均線や基準線を一気に割り込む場面も出てくるのではないかと思う。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。
清水 洋介(しみず ようすけ)
証券アナリスト・フィナンシャルコンシェルジュ。「チャートの先生」「投資のプロ」として、講演やセミナー活動を活発に開催。テレビや雑誌などでも投資についての解説、講義なども行っている。『ユーチューブチャンネル』も人気!