日々是相場
(画像=VectorSpace / PIXTA)
日経平均 47,944.76円 △2,175.26円
為替 1ドル=150.13円
売買高(東証プライム、以下同) 32億5,994万株
売買代金 7兆8899億30百万円
値上り銘柄数 1,469銘柄
値下り銘柄数 119銘柄
騰落レシオ(25日) 111.94%

市況概況

買い戻しも入り大暴騰

週末の大幅高に続き、夜間取引で46,000円台に乗せたこともあり、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が高く、本日の日本市場も買い先行となるかことが期待された。

週末に自民党総裁選で高市氏が総裁に選ばれたことで、朝から買い気配で始まるものも多く、大幅高となった。寄り付きの買いが一巡となった後も買い戻しなども見られて値持ちのいい展開が続き、48,000円まで届かないのものの大暴騰となった。

昼の時間帯も買い戻しが中心で値持ちのいい展開が続き、後場も再度上値を試す動きとなった。ただ、前場同様に48,000円をつけないとなると手仕舞い売りに押されて上げ幅縮小となった。

ただ、上げ幅縮小となる場面で売り急ぐということでもなく、手仕舞い売りが一巡となると再度買い戻しも見られ48,000円を超える場面もあった。さすがに48,000円を超えると手仕舞い売りに押されるものも見られ、最後は48,000を割り込んで引けた。

小型銘柄も総じて堅調、大きく買われるものが多かった。グロース250指数やグロース株指数は大幅高だった。先物も朝から買い先行となった後も少しでも下がれば買い戻しが入るという状況で指数を押し上げる要因の一つとなった。

大暴騰となり、日経平均は史上第4位の値上がり幅となった。ほぼ全面高ということでとりあえず買いが入るという状況であったが買い戻し一巡となったかどうかということが注目される。空売りがここで積み上がればさらに買い戻しなどで指数は上振れとなるのだろうが、買い戻し一巡となるといったん手仕舞い売りに押されるものが多くなるだろう。

テクニカル分析

日経平均

移動平均線からの乖離が大きく、上値も重くなりそうだ。高値保ち合いとなるか一気に調整となるかいずれにしても上値は重いだろう。

▽詳しくは解説動画をご覧ください。

当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

清水 洋介(しみず ようすけ)
証券アナリスト・フィナンシャルコンシェルジュ。「チャートの先生」「投資のプロ」として、講演やセミナー活動を活発に開催。テレビや雑誌などでも投資についての解説、講義なども行っている。『ユーチューブチャンネル』も人気!