| 日経平均 | 48,537.70円 ▼165.28円 |
| 為替 | 1ドル=155.36円 |
| 売買高(東証プライム、以下同) | 26億5,892万株 |
| 売買代金 | 6兆5429億20百万円 |
| 値上り銘柄数 | 670銘柄 |
| 値下り銘柄数 | 872銘柄 |
| 騰落レシオ(25日) | 110.05% |
市況概況
下げ渋り感はあるが冴えない展開
米国株が大幅安となったが、昨日の暴落の反動もあり、堅調な始まりとなった。ただ、買い戻しが中心と見られ、寄り付きの買いが一巡すると手仕舞い売りに押され、昨日の終値を下回り下値を試す動きとなった。それでも48,000円を意識するところまで売られると値ごろ感からの買いや買い戻しも見られて切り返し、堅調な展開となり、本日の高値圏で前場の取引を終えた。
昼の時間帯には再度先物が売られる場面もあり、後場は49,000円を割り込んで始まり、再度下値を試す動きとなった。節目の一つと見られる49,500円を割り込むと買い戻しも入り下げ渋りとなったが、戻りが鈍く、戻りの鈍さを確認すると最後は手仕舞い売りを急ぐ動きで安値を意識する水準で引けた。
小型銘柄も引き続き手仕舞い売りに押されるものが多く総じて軟調だった。グロース250指数やグロース株指数は軟調だった。先物はまとまった売り買いが散発的に見られ、その都度指数が右往左往するような展開となったが、大きな流れを買えるような方向感はみられなかった。
調整感が強まっている。決算発表が出揃ってきて買われ過ぎが改めて確認され、上値が重くなると手仕舞い売りに押されるということなのだろう。今晩の米国株次第ではあるが、さらに下値模索が続くのではないかと思う。少なくとも買われすぎ銘柄は戻れば売りという状況で上値切り下げ、下値切り下げという展開になるのではないかと思う。
テクニカル分析
日経平均
下値模索という状況で冴えない展開となっている。戻りの鈍さが確認されると一気に75日移動平均線や雲までの下落の可能性もある。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。
清水 洋介(しみず ようすけ)
証券アナリスト・フィナンシャルコンシェルジュ。「チャートの先生」「投資のプロ」として、講演やセミナー活動を活発に開催。テレビや雑誌などでも投資についての解説、講義なども行っている。『ユーチューブチャンネル』も人気!




