この記事は2026年5月21日(木)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「神田卓也氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。


FXトレード戦略
(画像=Lens Legacy/stock.adobe.com)

2026年5月21日(木)の午前10時時点に外為どっとコム総合研究所の神田卓也さんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。

神田卓也
株式会社外為どっとコム総合研究所取締役調査部長上席研究員。1987年福岡大学法学部卒業後、第一証券を経て、1991年メイタン・トラディション入社。インターバンク市場にて、為替・資金・デリバティブ等の取引業務を担当し、国際金融市場に対する造詣を深める。2009年7月外為どっとコム総合研究所入社。

現在の為替相場の傾向や相場観

昨日20日(水)の米ドル/円は8日ぶりに反落。日本政府・日銀による円買い介入が警戒される中、159円台に乗せると再び失速した。イラン情勢をめぐる楽観的な見方から原油価格が大幅に下落したことで米長期金利が低下すると158.59円前後まで弱含む場面もあった。

もっとも、欧米の株価が大幅に上昇するリスク・オン地合いの中で円買いは続かず、158.90円台に戻して前日比0.1%の小幅安で取引を終えた。

なお、クロス円は軒並み上昇しており、ドル以外の通貨に対しては明らかに円売りが優勢だった。

現在の為替相場の戦略やスタンス

ここ最近の一連の動きは、円が「買われにくい一方で売られやすい」通貨であることを示唆していると考えられる。

トランプ米大統領は昨日20日(水)、イランとの和平協議が「最終段階にある」と述べており、戦争終結の期待が浮上していることから、ドルは本日21日(木)も軟調に推移する可能性がある。ただし、円が「買われにくい通貨」であることを考えると米ドル/円の下値は限定的だろう。

本日21日(木)の取引レンジは158.30~159.50円を予想している。

▽米ドル/円 日足チャート

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(画像=羊飼いのFXブログ)

※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。