本記事は、横山 信弘氏の著書『正しく立てて成果につなげる 目標達成の全スキル』(日本実業出版社)の中から一部を抜粋・編集しています。
行動目標を立てるために知っておきたい「3つの型」
行動目標は、目標の性質に合った型を選ぶことで立てやすくなります。「量・継続・完了」の3タイプを整理し、実行に直結する行動目標の作り方を解説します。
目標に即したタイプを決める
行動計画を作る前に、まずはその核となる「行動目標」を決めましょう。
行動目標とは、「指標(Metric)」の一つです。これを設定するときは、目標の性質に合わせて次の3つのタイプから選ぶとスムーズです。
【1】 「量」のタイプ(Quantity)
合計回数や総量を目指す目標です。営業活動や学習など、積み上げが必要なものに向いています。
例:月間で30件の新規訪問を行う
例:1週間で合計5時間の学習時間を確保する
【2】 「継続」のタイプ(Routine)
定期的な実施を習慣化する目標です。健康管理や信頼関係の構築に向いています。
例:毎週水曜日の朝9時に、部下と1on1を行う
例:毎日就寝前に、翌日のToDoリストを作成する
【3】 「完了」のタイプ(Project)
ある期限までに、特定の作業を終える目標です。イベント準備や資料作成など、ゴールが決まっている仕事に向いています。
例:今月20日までに、新商品の企画書を提出する
例:金曜日までに、来週の会議資料を完成させる
行動目標を立てるための「3つの型」
あなたの目標はどのタイプでしょうか? タイプが決まれば、計画の立て方も決まります。
Point
☒ 行動目標は「指標」の一つ
☒ 量のタイプ:合計回数・総量で測る
☒ 継続のタイプ:実施頻度(ルーティン)を決める
☒ 完了のタイプ:期限と成果物をセットにする
「計画倒れ」を防ぐために必要な3セット
計画倒れの原因は、目標・計画・スケジュールを分断して考えてしまうことにあります。行動を確実に前へ進めるための3ステップを理解しましょう。
計画作りの3ステップ
「行動目標」が決まったら、いよいよ「計画」を立てます。
せっかく目標を立てても、「気づけば何も進んでいない……」という経験はありませんか? いわゆる「計画倒れ」です。これを防ぐためには、次の3ステップを飛ばさずに踏むことが重要です。
- 行動目標を立てる(ゴールを決める)
- 行動計画を作る(地図を描く)
- スケジュールに落とし込む(実行時間を決める)
シンプルですが、この3つはセットです。どれか一つが欠けると、全体が動かなくなります。
① 行動目標を立てる
先ほど解説した通りです。「何を」「どこまで」やるかを数値化します。これがなければ、ゴールのないマラソンと同じです。
② 行動計画を作る
ここが「地図」にあたります。いきなり走り出すのではなく、「いつからいつまで」「どれぐらいやるか」を設計します。
③ スケジュールに落とし込む
最も重要です。計画は「やることリスト」ですが、スケジュールは「何月何日の、何時から何時までにやるか」の約束です。
カレンダーや手帳に書き込んで、はじめて計画は「現実」になります。
「計画倒れ」を防ぐための3ステップ
この3ステップを省かずにつなげていくことで、計画は「立てて終わるもの」から「確実に進む仕組み」へと変わっていきます。
Point
☒ 行動目標で「ゴール」を定める
☒ 行動計画で「地図」を描く
☒ スケジュールで「現実の行動」に変える
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- なぜ目標は達成できない? 期限と達成可能性を見直す目標設定のコツ
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