日々是相場
(画像=VectorSpace / PIXTA)
日経平均 61,434.19円 ▼930.73円
為替 1ドル=163.55円
売買高(東証プライム、以下同) 39億2,002万株
売買代金 13兆1999億15百万円
値上り銘柄数 1,044銘柄
値下り銘柄数 491銘柄
騰落レシオ(25日) 128.18%

市況概況

何があっても流れは変わらず!?AIバブル崩壊の売りが続く

朝方、韓国半導体企業の好調な決算発表も見られ、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物は冴えない展開だったが買い先行の始まりとなった。売り買いの気配で始まるものが散見されたが、特に方向感は見られず、寄り付きの買いが一巡となると手仕舞い売りに押されるものが見られ、戻らないから売りとなり、さらに下がり始めると下がるから売るということで大きく下落となった。さすがに61,000円を意識すると買い戻しも入ったが冴えない展開となった。ただ、売られているのはAI関連銘柄だけで総じて堅調だった。

昼の時間帯は手仕舞い売りも見られ、後場は前場の安値水準で始まり、寄り付きの売り買いが一巡するとさらに売り直される展開となった。それでも半導体株などAI関連銘柄以外の銘柄に売りが広がることもなく、指数は下がるが上がるものも多いという状況が続いた。

さすがに一気に60,000円台まで売られると買い戻しも見られ、さらに割安銘柄の上昇も続いて指数を下支え、あっさりと61,000円台回復となった。ただ、半導体株などなどは戻れば売りということで指数の戻りは鈍く、売り直されることもなかったが大幅安水準で小動きとなった。引けを意識する時間帯からは戻りの鈍さを嫌気して売り直されるものも見られ、結局は61,000円を割り込んで安値圏での引けとなった。値持ちの良さを好感する動きで買い戻しが入り、大幅安ながらも下げ幅を縮小、後場の高値水準で取引を終えた。

小型銘柄も特に売り急ぐ動きもなかったが買いが入らないから売るというような感じで冴えないものも多かった。グロース250指数やグロース株指数は大幅安だった。先物はまとまった売りが散発的に見られて指数を下押す場面もあったが、総じて方向感に乏しい感じだった。指数が下がるから売られるというよりは半導体株などが売られると指数が下がるだろうということで先物が売られるというような展開だった。

相変わらず半導体株の決算への反応は芳しくなく、買われすぎの修正が続いている。特に買い上がる材料のないなかで買い上がられてきただけにいったん買われすぎ感が強まると買ってはいけないとばかりに売り急ぐことになっているようだ。バブル崩壊ということであり、日経平均はここまで半導体株などに押し上げられてきた分、値幅の調整、日柄の調整が必要ということだろう。当面は冴えない展開で下値模索が続くのだろう。

テクニカル分析

日経平均

雲を大きく割り込んできた。5月の安値水準=4月の高値水準である60,000円まで下がってきたことでいったんは底堅さを確認して戻りを試すのだろう。ただ、下値模索ということで戻りが鈍いとすぐに売られる状況には変わりない。

▽詳しくは解説動画をご覧ください。
https://www.youtube.com/playlist?list=PLOpTetyDMa2i0KagwugXljZVdnnDgcsBo

当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

清水 洋介(しみず ようすけ)
証券アナリスト・フィナンシャルコンシェルジュ。「チャートの先生」「投資のプロ」として、講演やセミナー活動を活発に開催。テレビや雑誌などでも投資についての解説、講義なども行っている。『ユーチューブチャンネル』も人気!