日々是相場
(画像=VectorSpace / PIXTA)
日経平均 65,856.43円 △328.34円
為替 1ドル=159.34円
売買高(東証プライム、以下同) 22億8,105万株
売買代金 7兆0099億03百万円
値上り銘柄数 847銘柄
値下り銘柄数 647銘柄
騰落レシオ(25日) 127.28%

市況概況

意外に下げ渋りだが冴えない展開

米国株はまちまちだったが半導体株などが売られていたことで夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が安く、本日の日本市場は売り先行となった。売り気配から始まるものも見られたが特に売り急ぐということでもなくあっさりと寄り付き冴えないながらも下げ渋りの始まりだった。それでも65,000円を維持できないとなると下値を試す動きが見られ、64,500円を意識するところまで売られた。それでもいったん下げ止まるとインデックス買いのようなものが見られて切り返し、65,000円台まで戻して高値引けとなった。

昼の時間帯も先物に買いがみられ、後場は前場の高値を上回って始まり、値持ちのいい展開となった。65,800円水準では上値の重さがみられるものの、上値が重いからと言って売り急ぐということでもなく、値持ちのいい展開が続いた。引けを意識する時間帯でも値持ちのいい展開が続いたが上値を買い上がるということでもなかったが、最後は買い戻しも入って高値圏での引けとなった。年金か投資信託などファンド系の買いも入ったのではないかと思われる。

小型銘柄は幕間つなぎ的に買われるものなども見られて総じて堅調、グロース250指数やグロース株指数は大幅高となった。先物はまとまった売り買いも散発的にみられ、指数を押し上げる場面も見られた。しっかりと方向づけるというよりは持高調整も買いが入ったということだろう。

下げ渋り感は見られるものの売りが出ていないだけということで買い気が強いわけでもない。利上げ懸念やAIバブル崩壊懸念も根強く、空売りも積み上がっていないので積極的に買い上がる材料もないという状況だ。エヌビディアの決算やジャクソンホールが気になるということだが、結局は決算がサプライズ的に上振れるという可能性もジャクソンホールで利下げが示唆される可能性も低いので、戻れば売り、戻らないから売るという状況は変わらないだろう。イベント通過で売り直されるものも多いと思うし、戻したとすれば売り場ということになるだろう。

テクニカル分析

日経平均

底堅さは見られるものの下値切り下げており、いずれ大きく下押すのではないかと思う。75日移動平均線の天井や雲のねじれが意識されて売り直される可能性もありそうだ。

▽詳しくは解説動画をご覧ください。
https://www.youtube.com/playlist?list=PLOpTetyDMa2i0KagwugXljZVdnnDgcsBo

当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

清水 洋介(しみず ようすけ)
証券アナリスト・フィナンシャルコンシェルジュ。「チャートの先生」「投資のプロ」として、講演やセミナー活動を活発に開催。テレビや雑誌などでも投資についての解説、講義なども行っている。『ユーチューブチャンネル』も人気!