日々是相場
(画像=VectorSpace / PIXTA)
日経平均 64,136.25円 △213.25円
為替 1ドル=155.59円
売買高(東証プライム、以下同) 22億4,989万株
売買代金 7兆1538億18百万円
値上り銘柄数 1,289銘柄
値下り銘柄数 235銘柄
騰落レシオ(25日) 111.62%

市況概況

買い先行も利上げを控えて冴えない展開

米国での利上げが発表されてダウ平均が大きく下落したが、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物は半導体株が堅調ということで高く、本日の日本市場は買い先行となった。買い気配から始まる銘柄なども見られて64,000円を大きく上回って始まったものの寄り付きの買いが一巡となると手仕舞い売りに押されるものが多く上げ幅縮小となった。それでも64,000円を割り込むと買われるということで意外に下げ渋り、堅調な展開で前場の取引を終えた。

昼の時間帯には先物の買い戻しも見られ、後場も堅調な始まりとなったがやはり上値の重さが確認されると売り直されるという状況で日経平均は前日の終値を下回る展開となった。引けを意識する時間帯から売り直される場面もあったが、下がれば買われるという展開で下げ渋り、軟調ながらも意外に値持ちのいい展開となった。最後も買い戻しが見られて前日比プラスまでは戻して冴えないながらも堅調な引けとなった。

小型銘柄は改めて利上げや為替の影響が少ない銘柄を中心に資金逃避的に買い直され堅調なものが多かった。グロース250指数やグロース株指数は大幅高だった。先物はまとまった売り買いが散発的にみられたが、指数を大きく動かすことも方向づけることもなかった。

米国で利上げが行われたが半導体株などが下げ渋ったことで買い先行となったが、特に買い上がる材料があるわけでもなく、改めて売り直される銘柄も見られた。AI関連銘柄もバブル崩壊の兆しが見られ、円高を嫌気する動きも出てくるだろう。利上げが株式市場に与える影響を考えると利上げが継続されるなかでは調整感が強まる銘柄も多くなりそうだ。利上げの影響や円高の影響が少ない銘柄さらにリスク回避のなかで高PER銘柄から低PER銘柄へのシフトなども見られるのではないかと思う。

テクニカル分析

日経平均

下値模索状態が続いており、移動平均線までの戻りも見られない。移動平均線も下落が続いており、さらに上値の重さが嫌気される場面が増えると思う。

▽詳しくは解説動画をご覧ください。
https://www.youtube.com/playlist?list=PLOpTetyDMa2i0KagwugXljZVdnnDgcsBo

当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

清水 洋介(しみず ようすけ)
証券アナリスト・フィナンシャルコンシェルジュ。「チャートの先生」「投資のプロ」として、講演やセミナー活動を活発に開催。テレビや雑誌などでも投資についての解説、講義なども行っている。『ユーチューブチャンネル』も人気!