ハイアットリージェンシー、リッツカールトンなど海外勢の進出目立つ

2006年にハイアットリージェンシー京都が開業した後、高級ホテルの進出は見られなかったが、2014年2月にはザ・リッツ・カールトン京都が京都市中京区に開業した。2015年には2012年まで椿山荘を運営していたフォーシンズンズ・ホテルズ・アンド・リゾーツが同市東山区に進出予定。フォーシーズンズ京都は、同市が建築基準法の例外規定を使ってまでも建設を認めるほど、行政側の意気込みも感じられる。


星野リゾート、リーガロイヤルホテル…国内勢も攻勢

2014年2月には星野リゾートが手掛ける「星のや京都」がリニューアルオープン。さらに、リーガロイヤルホテル京都が大規模改修工事を検討し始めるなど、国内勢も攻勢をかけている。

京都には観光資源が豊富だ。これを有効に活用すれば世界の富裕層を上手く取り込むことができる。同市が外国人宿泊数年間300万人を目標としているだけでなく、政府は20年までに外国人旅行者数を2,000万人にすることを目標としている。

政府観光局(JNTO)によると、14年1月から11月の累計外国人旅行者数は1200万人となり、13年の年間数を上回り順調に増加している。東京にばかり目が行く中、観光資源を豊富に持つ京都が観光都市として、これからどのように変わっていくのか目が離せない。

(ZUU online)

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