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毎年、さまざまな不動産関係の会社から「住みたい街ランキング」が発表される。自分が住んでいる街が入っているのかどうか、また、引っ越しや不動産購入を考えているなら、どこの街がいいのか参考にする人は多いだろうと思われる。2014年度のランキングから、首都圏における新築マンションの特徴、そして傾向について読み解いていこう。


住みたい街ランキング

SUUMO編集部が2014年の初頭に発表した「住みたい街ランキング2014」の調査結果は次の通りです。シングル、DINKS、ファミリーを対象にした総合ランキングです。

1位 吉祥寺 (JR中央線、京王井の頭線)

2位 恵比寿 (JR山手線、JR湘南新宿ライン、東京メトロ日比谷線)

3位 池袋 (JR山手線、JR埼京線、西武池袋線、東武東上線、東京メトロ有楽町線、

東京メトロ丸の内線、JR湘南新宿ライン)

4位 中目黒 (東京メトロ日比谷線、東急東横線)

5位 横浜 (JR京浜東北線、JR湘南新宿ライン、東急東横線、横浜市営地下鉄)

6位 自由が丘 (東急東横線、東急大井町線)

7位 新宿 (JR山手線、JR中央線、小田急線、京王線、東京メトロ丸の内線、

都営地下鉄、JR湘南新宿ライン)

8位 品川 (JR新幹線、JR山手線、京浜急行線)

9位 武蔵小杉 (東急東横線、JR横須賀線、JR湘南新宿ライン)

10位 表参道 (東京メトロ銀座線、東京メトロ半蔵門線、東京メトロ千代田線)


ランキングの傾向

10位中、JR東日本の湘南新宿ラインの沿線の駅が5つ入っている。湘南新宿ラインとは、新宿を経由して宇都宮線と横須賀線、東海道本線と高崎線を相互に直通運転する中距離の路線で、2001年の12月のダイヤ改正から運行している。当初は乗降客数を低く設定していたため、直通電車は一日に18往復と少なかったが、需要の高まりから、2004年のダイヤ改正で64往復、現在ではそれ以上と順調に本数を伸ばしている。

池袋、新宿、渋谷、横浜と乗降客数の多い駅を結んでいるが、乗り換えなしでそれらの街を移動できるので、街自体の利便性をさらに高める一因となっている路線である。。

また、東急東横線沿線からも4つの街がランクインしている。東急東横線は、もともと住宅地を建設し、人口を分散させるために作られた路線であるが、計画的に作られた街が多いため、美しくてイメージもよい。日本有数の高級住宅地として知られる田園調布などのイメージから、以前から東横線沿線は住みたい街としての人気が高かったのだが、渋谷や横浜などで述べたJR湘南新宿ラインと乗り入れていることで、相乗効果的に人気が高まっているともいえよう。


新築マンションの特徴

東日本大震災以降、下落気味であったマンション価格も上昇しはじめ、平均購入価格は首都圏では2013年に引き続き、4,000万円を超えた。駅から近いことや収納スペースが充実していることに加え、耐震性の高さを前面に出している物件が目立つ。駅から近くなるとどうしても価格に反映されてしまうが、その分、日当たりの良さや、角部屋物件が多いことを強調しているマンションが多くなっている。

近年は郊外ではなく、東京23区以内の都心部に新築マンションの建設が目立ってきている。人件費や建材の上昇に比例してマンションの価格も上がってはいるが、それを踏まえた上で利便性でマンションを選ぶ人が増えているため、これからも都心部のマンションラッシュは続きそうである。

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