JSR

(写真=Thinkstock/Getty Images)

2月9日、JSR<4185> は医学生物学研究所<4557> に対して連結子会社化を目的とした公開買付けを行うと発表した。医学生物学研究所もこれに賛同する意見表明をしており、公開買付け後も医学生物学研究所の上場は維持する予定だ。JSRは現段階ですでに医学生物学研究所を持ち分法適用会社としている。

買付け価格は1株あたり600円に設定、買い付け予定数の上限を4,674,000株(株式所有割合17.82%)とした。本公開買付けにより当該4,674,000株を買い付けた場合、JSRの株式保有割合は51.0%となる。

JSRは、合成ゴムからエマルジョンや合成樹脂へと石油化学系事業を展開するとともに、当社固有の高分子技術を活用して半導体材料・ディスプレイ材料・光学材 料等へ業容を拡大し、情報電子材料を核としたファイン事業を推進してきた。また、石油化学系事業とファイン事業に次ぐ新たな柱を目指して新規事業の育成に注力している。2014年4月にスタートした中期経営計画「JSR20i6」では、ライフサイエンス分野とリチウムイオンキャパシタ関連分野に特化、注力、特に、医療トレンドが低分子薬から高分子薬へシフトする中、先端医薬品研究用試薬や診断試薬の事業化を、日本・米国・欧州・中国等で積極的に進めている。

一方、医学生物学研究所は、ライフサイエンス分野の中でも免疫学・分子生物学・細胞生物学の領域で研究用試薬の開発・販売や臨床検査薬分野において事業活動を進めてきた。近年では、免疫学的な検査に加えて遺伝子検査試薬や病理・細胞診などの検査領域、抗体医薬、細胞治療などがんや感染症治療の領域における活動を強化してきた。

両社の協業及び対象者の事業の拡大を通じてライフサイエンス分野の発展に貢献することを目的として、両社は2013年3月に資本業務提携契約を締結、この際にJSRが医学生物学研究所を持ち分法適用会社としている。

なお、医学生物学研究所が1月26日に発表した2015年3月期第3四半期決算では、四半期純利益が△5億円となっており、通期でも当期利益△7億円を見込んでいる。

(ZUU online)

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