特に、外食産業などサービス業の人手不足が深刻であるのは周知の事実である。同社は、前述の“ニュートン発展の法則”に『EIS』を組み込んだり、「ニュートン・サンザグループ新卒・中途採用」というFacebookは、社員やスタッフの入社時や新入社員歓迎パーティーの様子などの写真を並べて明るくて初々しい、見ているだけで楽しそう、仲間になりたいと思わせるように作り上げている。だからこそ、その裏側に、人手不足解消の必死さも感じてしまうことは否めない。

また、同社の物件情報募集のサイトでは、東京都内及び、首都圏で一棟丸ごと新築・中古ビル、更地などの不動産物件を求めている。『不動産』も『人』と並んで重要なファクターだ。

だが、都内の公示地価が二年連続上昇している今、どれだけ積極的に不動産投資を拡大していくのだろうか。


複雑な時代だからこそ、単純が良い?

「当たり前の会社経営はもう止めようよ」と代表の荻野氏が述べている通り、同社は単純明快な物語で戦略の骨子を作り上げ、物語を膨らませて、作戦を展開している。

その結果が、今回の『顧客満足度全14冠』の表れではないだろうか。アイザック・ニュートンの名言の一つに「諸物の多様さと混乱のうちにではなく、つねに単純さのうちに真理は見出される。」とある。同社は、まさに単純の中に真理=真実の道理を見出したのではないか。(ZUU online 編集部)

【関連記事】
液晶に再起をかけるシャープの勝算は?
日本人大富豪ランキング トップ20の顔ぶれはこれだ!
日経新聞・四季報など全て閲覧可!?ネット証券は『情報の宝庫』
「ふるさと納税」、自分の年収だといくらまで寄付すればいいのか知っていますか?
10万円以下でも買える?2015年の目玉LINE株を上場前に買う2つの方法