9月株主優待「高配当利回り」10銘柄を紹介

2015/09/03

著者ZUU online編集部

9月に権利が確定する株主優待銘柄の中から高配当の10銘柄を紹介する。ここで紹介する配当利回りの数値は、8/20の終値を基に載せている。銘柄によっては変動することもあるため、購入前に確認する必要がある。

9月株主優待（1）ウェルス・マネジメント <3772>

優待利回り35.7%、優待獲得最低額73,800円
東京都に本社がある金融情報を配信する情報・通信業。子会社・日本証券新聞社の新聞事業は電子版にて活路を模索中。不動産金融事業はホテル改装によって好調。東京、大阪、京都を中心にホテル案件受託に業務を集中している。

9月株主優待（2）フォーシーズホールディングス <3726>

優待利回り33.6%、優待獲得最低額29,700円
福岡県に本社があり、主に化粧品、健康食品の通販を行っている。扱っているのは中年向けの高価格品が中心。カラーコンタクトレンズ卸販売のクレイトン・ダイナミクスを子会社とし、コンタクトレンズの販売も開始している。企業買収を継続しながら業務拡大を図り、商品数を増やしている。

9月株主優待（3）ジャパンベストレスキューシステム <2453>

優待利回り20%、優待獲得最低額25,000円
愛知県に本社があり、カギ、ガラス、水回り等の日常生活レスキュー事業を中心とする。水回りの救急事業はwebメインで集客を行っている。子会社の除染事業は福島県でも道路除染を行っている。コールセンターの事業は好調。

9月株主優待（4）オートウェーブ <2666>

優待利回り12.8%、優待獲得最低額14,000円
千葉県を地盤としたカー用品店を展開している。電話、メール、訪問営業によって顧客を確保している。顧客の囲い込みを行い、車販売や車検、消耗品販売などを幅広く手がけている。

9月株主優待（5）ワタミ <7522>

優待利回り11.6%、優待獲得最低額103,400円
東京都に本社がある。居酒屋「和民」は不採算店舗を閉鎖し、業務回復を図っている。有料老人ホームは営業人員を増やしたことで入居率がアップ。宅配弁当も宣伝を強化したことにより業績回復に向かっている。現在は有料老人ホームと宅配弁当が主な収益源となっている。

9月株主優待（6）SDエンターテイメント<4650>

優待利回り8.8%、優待獲得最低額67,600円
北海道に本社を構え、道内でゲーム、ボウリング、映画館等の複合施設を展開している。本州では郊外を中心にフィットネス施設を運営。ライザップのノウハウを活用した新プログラムを導入したことで、会員数が増加中。カフェ事業では、ディノスカフェを展開している。

9月株主優待（7）リゾートソリューション <5261>

優待利回り8.2%、優待獲得最低額292,000円
東京都に本社があり、三井不動産 <8801>と事業協力ならびに資本提携。コナミスポーツ&ライフ、ウェルネス・コミュニケーションズとの3社共同で健康保険向けトータルパッケージを販売している。ゴルフ場、ホテル&リゾート事業の運営受託&コンサルティングを行っている。

9月株主優待（8）オンキヨー <6628>

優待利回り7.5%、優待獲得最低額13,300円
大阪府に本社がある老舗の音響会社。車の音響設備やOEMの音響機器も手掛ける。パイオニアのAV機器部門を買収している。買収後は事業部別に子会社を再編、オンキヨー工場へ生産を集約している。

9月株主優待（9）ニッコー <5343>

優待利回り7.5%、優待獲得最低額132,000円
石川県に本社がある陶磁器食器の老舗。陶磁器、機能性セラミック商品、住設環境機器の3事業が中心になっている。陶磁器事業はラインを新設し、採算品中心にシフトしている。住設環境機器事業は、水創り・環境プラント・システムバス事業部に分け、業務の効率化を図っている。