(写真=PIXTA)
「投資に興味はあるけれど、難しそうでなかなか手をつけられない」という人は意外と多いのではないだろうか。米国の投資情報サイト「INVESTPEDIA」では、「時間をもてあます大学生(若い人)こそ投資を教える絶好の相手」と指摘し、大学生に投資を好きになってもらうための5つの方法を掲載している。
知人に投資を教えたい人はもちろん、これから始めようとしている人も投資の第一歩として一読してみてはいかがだろう。(※ 投資に詳しい人が大学生に教えるという体裁で書かれていた文章を、投資に苦手意識を持つあらゆつ人にとって参考になるよう編集した)
家計簿に慣れる
投資について学ぶ前に、家計簿に慣れることが重要だ。何しろ、毎月の支出額や支出パターンをよく把握しなければ、投資にいくら回せるか分からないからだ。
家計簿が初めての人は通常、支出の記録に慣れるまで時間が掛かる。そこで家計簿について学ぶ時には投資用の項目を家計簿に作ってみよう。数カ月間、一定額を投資用に分けておけば、投資の練習になる。こうすれば、投資にいくら回せるか、その金額をどう貯めるかについて、段々と理解を深めることができるだろう。
投資のメリットを知る
大人でも投資と無縁な人は多い。投資は複雑だと思っていたり、経済学部出身ではないから賢い投資ができないと勘違いしていたりする人はたくさんいる。
まず投資の価値を理解することで、そういった勘違いをしないようにしてほしい。複利について学び、できるだけ早くからお金を貯め始めるよう奨励したい。若いうちから退職後のことを考えるのは難しいかもしれないが、自由や富、あるいは早期退職の選択肢を持つ、といった方向でお金を貯めることのメリットを知れば、早期に投資を始めることの大切さを理解するだろう。