関心の高い馴染みの企業を選ぶ

投資を初めて行う人は情報の多さに圧倒されやすい。ミューチュアルファンド(米国の一般的な投資信託の通称)、インデックスファンド、譲渡性預金(CD)、株式、債券…。本に書かれているこうした金融用語は初心者には難しく感じられる。こうした用語の代わりに、馴染みがあり、強い関心のある企業に投資してもいい、ということ教えたい。

所有しているパソコンや服、あるいは好きな食べ物を製造している企業のうち、そのブランド力を信じるものがあるなら、そうした企業の小さな一部、つまり株式を持つことは意味があると考えてみよう。そうすれば、その企業に関わりを持ちやすくなる。たとえば、あるファーストフード店に投資した人は、その店で食事をするたびに、投資額が大きくなることにささやかながら貢献していることを感じられる。


面白いマネー本をリストアップする

つまらない投資本は読みたくないだろう。替わりに、一般向け、特に若い人向けのマネー本をいくつか紹介してあげよう。デイヴ・ラムジー、ファノッシュ・トラビ、スージー・オーマンなどの金融専門家の著書は、より面白く、やる気にさせるような文体で金融の知識を伝えている本だ。純粋にビジネス本の中から、マーケット、投資、コーポレートファイナンスなどの知識が書かれているものも良いだろう。たとえば、『野蛮な来訪者―RJRナビスコの陥落』や『ライアーズ・ポーカー』などが良いかもしれない。


専門家のSNSをフォローする

まだ投資について一度も考えたことがない若者は多い。彼らの収入はまだ限られており実社会の経験も乏しいため、投資ははるか先の話で、もっと大人になってから学ぶことだと思っているからかもしれない。そんな若者が投資に興味を持つには、パーソナルファイナンス専門家のソーシャルメディア・アカウントをフォローしたり、関心の高い企業に投資をして動向を追ったりするのも一つの方法だろう。 (ZUU online 編集部)

【関連記事】
・「旅費が高い国トップ10」欧州押しのけ意外な国が1、2位にランクイン
・11月4日上場へ!日本郵政、ゆうちょ銀行、かんぽ生命の上場を徹底解剖
・日本人大富豪ランキング トップ20の顔ぶれはこれだ!
・日経新聞/日経MJから、四季報まで全てネットで閲覧可?その意外な方法とは
・証券業界に革命?「独立系ファイナンシャルアドバイザー(IFA)」に注目が集まる理由