Friendsurance「ドイツ発のP2P型保険マーケットプレイス」

Friendsurance(フレンドシュアランス)は2010年、独ベルリンで、ボストン・コンサルティング出身のティム・クンデ氏、弁護士のセバスチャン・ヘルフルト氏、マーケティング専門家のジャニス・マイヤー・プレッフ氏によって創設されたピアツーピア(P2P)保険マーケットプレイスのスタートアップ企業だ。

グループ契約と保険料の割戻しを組み合わせて、P2Pレンディングと同様のコンセプトを保険分野に適用したビジネスモデルが特徴だ。友人・家族間をつなぐマッチングからスタートし、その後自動グルーピング機能を導入して顧客層を拡大していった。サービスを提供しているのはドイツのみだが、香港の李嘉誠氏が投資家として名を連ねるなど内外の関心も高い。


ほかにも欧米では続々とFinTechスタートアップ登場

3社以外にも、Analyze Re(再保険会社向けリスク管理、カナダ)、Bought By Many(保険見積・購入プラットフォーム、英国)、Guevara(P2P自動車保険マーケットプレイス、英国)、InShared(インターネット保険会社、オランダ)、Insly(保険代理店向けソフトウェア、英国)、Insuritas(保険代理店向けアウトソーシング、米国)、Worry+Peace(個人向けインターネット保険代理店、英国)など、注目企業が欧米各地から登場している。当面、保険業界のFinTechから目が離せない。 (ZUU online 編集部)

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