初詣

(写真=PIXTA)

天皇家ほか有力豪族の発祥の地、九州。長い歴史を持つ由緒ある神社も数多く、それらは霊験あらたかな威厳を感じさせてくれる。立派な神社ほど金運を祈るのがはばかられるものだが、もともと神道は五穀豊穣を祈るものであり、豊かさを願うのは決して不謹慎なことではない。単に金銭の豊かさを願うのではなく、物心両面の豊かさを祈る気持ちで手を合わせてみてはいかがだろうか。

筥崎宮 「戦勝の神様」は商売繁盛にも

平安時代の中頃に、醍醐(だいご)天皇が神勅により「敵国降伏」の宸筆(しんぴつ)を下賜され、この地に壮麗な社殿を建立したのがこの筥崎八幡宮の始まり。三韓征伐を行った神功皇后やその子、応神天皇などをまつり、日本3大八幡神社の1つといわれる。蒙古襲来(元寇)の激戦地でもあり、神風の霊験にあやかり「厄除・勝運の神」として崇敬を集めている。また、勝運というところから、事業反映、商売繁盛などの御利益もあるという。

大鳥居をくぐって正面には筥崎八幡宮のパワースポットともいわれる「湧出石」という石があり、昔は地面から露出した部分で天変地異を占った。この石に触ると、「運が湧く」ご利益があるといわれており、多くの参拝者が石に触れている様子が見られる。

なお、1月3日には、締め込み姿の男たちが幸運を授けるといわれる木製の玉を奪い合いながら本殿に納める「玉せせり(玉取祭)」という祭りが行われる。


筥崎宮(はこざきぐう)
福岡県東区箱崎1-22-1 TEL.092-641-7431

宝当神社 宝くじの高額当選者続出!?

宝当神社は佐賀県唐津市にある唐津城の北方約2キロの唐津湾上に浮かぶ高島にある神社。海賊退治を行って島を守り、1586年にこの島で病没した野崎隠岐守綱吉を島民が大権現としてまつり1768年に建立された。島の産業である製塩業で島の経済が潤ったころ、綱吉をまつったこの神社を当島の宝と称え「宝当神社」と記した石造りの鳥居が奉納されたことをきっかけに「宝当神社」と呼ばれるように。

その後、平成に入って「宝当」の文字にあやかって参拝する人が増え、その中から宝くじの高額当選者が多数出たことで、テレビや雑誌などで紹介。宝くじが当たる神社として一躍有名になった。現在では全国から年間20万人もの参拝者があるという。

宝くじのヒット(当たり)を招くという「必当守(ひっとまもり)」が人気のようだ。

宝当神社(ほうとうじんじゃ)
佐賀県唐津市高島523 TEL. 0955-74-3715

富来神社 とみくじ=富くじ(宝くじ)が当たる?

参拝すると宝くじが当たると話題の神社。正式には八坂神社というが、この地域の旧称「富来」から富来神社と呼ばれている。富が来ると書いて「富来」。さらに、神社に通じる道は「開運ロードとみくじ」(富来路ということなのだろう)と名付けられ、富くじ=宝くじを連想させる。町ぐるみで開運を意図しているようだ。

その歴史は古く、959年に神官の夢に「村上天皇が富来の海に来るので、開運を守る神社を作りなさい」というお告げがあり、そこで村の有力者や村民の力を借りてこの神社を作ったのが始まりだという。

宝くじ当選を願う参拝者は、境内にある「運玉開運唐獅子」が抱いている「運玉」に触れている。この玉の霊験は諸事願望をかなえるといわれているからだ。


富来神社(とみくじんじゃ)
大分県国東市国東町富来892 TEL.0978-72-5168(国東市役所観光課)

霧島神宮 お金を「工面」したいなら

6世紀に欽明天皇の命により創建された神社。ニニギノミコトや神武天皇など天皇家の氏神をまつっており、歴代の島津家当主の崇敬を受け、坂本龍馬が日本初といわれる新婚旅行の折、霧島連峰を訪れたこともよく知られている。

その社殿は朱塗りの華麗なもので、本殿は内部まで豪華な装飾が施されていることから「西の日光」とも呼ばれている。また、神木の杉は樹齢約800年と推測され、南九州の杉の祖先といわれている。

この神社には「九面」という9つの面が宝物として納められ、「九面」は「工面」につながるとして商売人の信仰を集めてきた。この九面の霊験は「九面守」というお守りで受けることができる。


霧島神宮(きりしまじんぐう)
鹿児島県霧島市霧島田口2608-5 TEL.0995-57-0001

釜蓋神社 「勝負に勝ちたい」人に人気 なでしこジャパンのあの選手も参拝?

釜蓋神社の正式名称は「射楯兵主(いたてつわものぬし)神社」。武の神様のスサノオノミコトをまつっており、御神体は高さ30メートルの巨石である。

「釜蓋神社」という呼び名は、この神社の由来によるもの。天智天皇の接待のために何十石もの米を大きな釜で蒸しているときに突風が吹き、大きな釜の蓋が今の釜蓋神社のある場所に落ち、それをまつったのがこの神社の始まりだという。

武の神様として尊崇され、戦時中は、釜蓋を頭にかぶって参拝すると、無事に帰って来られるとして多数の参拝客が訪れた。最近では、スポーツ選手や受験生、起業を志す人や宝くじを当てたい人など、「勝負」に勝ちたい人が多く参拝し、有名どころでは、なでしこジャパンの沢穂希選手や、サッカー日本代表の中村俊輔選手なども参拝している。

独自の参拝法「釜蓋願掛け」では、頭の上に直径30センチほどの木造りの釜蓋を載せて、鳥居から賽銭箱までの8メートルほどの距離を歩いて参拝する。手で押さえることなく蓋を落とさずに参拝できれば願い事がかない、厄除け・開運のご利益があるという。


釜蓋神社(かまふたじんじゃ)
鹿児島県南九州市頴娃町別府6827 TEL. 0993-38-0171(大川町自治公民館)
(ZUU online 編集部)

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