(写真=マネーゴーランド)
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このレシピを実行して28万8000円※貯まる!

【材料】
・すぐには使わないお金 1万円~

【Point】
①長い時間をかけて株式や投資信託に非課税で投資できる
②こどもの金融教育にもつながります
③祖父母からの贈与資金で投資すれば、確実な相続対策にもなります

※ジュニアNISAを使って、80万円を投資。年平均2%で運用できた場合、18年間の利益の概算額。80万円×2%×18年=28万8000円

お正月はどのように過ごされましたか?凧あげ、かるた取り、または何にもしないゴロゴロ派?これからは、ご家族で「ジュニアNISA会議」は、いかがでしょうか。

というのも、今年から子ども用の少額投資非課税制度「ジュニアNISA」がスタートしました。お子さんの成長とともに資産の成長も期待できるこの制度、利用しない手はありません。今回は、筆者が考えるジュニアNISAを利用するメリットをお伝えします。

株式や投資信託を使って非課税で長期間運用できる

このジュニアNISAでは、0歳の赤ちゃん名義でも口座を保有できます。また18歳まで引き出しが制限されていることから、お子さまの年齢が低ければ低いほど、長期投資をすることになります。長い期間をかけて、適切な対象に投資すれば、資産を大きく増やせる可能性があります。

子どもの金融教育につながる

ジュニアNISAへの投資を機会に、家族で経済の勉強をしてはいかがでしょう。

子どもも小学校高学年になれば、社会への興味や関心を持ち始めます。毎年、家族で「ジュニアNISA会議」を開き、運用方針を話し合ってみるのも良いかもしれません。ご家庭で話し合いの場を持つことで、子どもの経済や社会の仕組みに対する理解が深まり、自然な形での金融教育を進めることにつながります。

祖父母からの贈与資金で投資、確実な相続対策に

祖父母から孫の口座に資金を移して預けておくだけでは、名義預金として認定されてしまい相続対策にならない可能性があります。ジュニアNISAを使えば、管理者である親権者などがお子さんに代わって投資をすることで、確実にお孫さんの資産として認められて相続対策を進めることが可能です。

もちろんジュニアNISAの利用には、投資で損をしてしまうリスクや、制度自体が複雑で理解しにくいなどのデメリットもあります。しかし、少額でも利用できる制度ですので、お子さんがいる方は是非上手に活用してみてはいかがでしょうか。

高橋忠寛 (たかはし ただひろ) ファイナンシャル・プランナー (CFPR)
株式会社リンクマネーコンサルティング代表取締役  http://link-money.co.jp/ファイナンシャル・プランナー(CFPR)・日本証券アナリスト協会検定会員(CMA)上智大学経済学部経済学科卒業。東京三菱銀行(現在の三菱東京UFJ銀行)、シティバンク銀行での10年超の銀行勤務を経て、2014年9月に独立。金融商品の販売には関わらない完全に独立した立場で資産運用や保険、相続について総合的なアドバイスを提供している。著書『銀行員が顧客には勧めないけど家族に勧める資産運用術』(日本実業出版社)

(提供: マネーゴーランド )

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