【2012年 日本の億万長者ランキングTOP10】
2012
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順位
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名前
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所属
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業種
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資産 ( 億円 )
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1
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柳井正
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ファーストリテイリング
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衣料
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8000 億円
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2
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孫正義
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ソフトバンク
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IT
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5760 億円
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3
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三木谷浩史
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楽天
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IT
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4960 億円
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4
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毒島邦雄
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SANKYO
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パチンコ
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4720 億円
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5
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田中良和
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グリー
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IT
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3440 億円
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6
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森章
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森トラスト
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不動産
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2800 億円
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6
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滝崎武光
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キーエンス
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電気機器
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2800 億円
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8
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韓昌祐
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マルハン
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パチンコ
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2480 億円
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8
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高原慶一朗
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ユニ・チャーム
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衛生用品
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2480 億円
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10
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糸山英太郎
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新日本観光
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ゴルフ場
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2320 億円
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そして今年、2012年のランキング。
まずは新顔として、Greeの田中氏の5位が目立ちます。田中氏は2010年に当時33歳という若さでビリアオネアランキングに登場。その後も順調に順位を伸ばし、今年は国内5位という大躍進です。
また、TOP10には入っていませんが、ファッションサイトZOZOTOWN(ゾゾタウン)を運営するスタートトゥデイの創業者、前澤氏も2011年以降ビリオネアランキングに当時35歳という若さで登場します。
なお世界のビリオネアランキングでは、2012年現在facebook創業者のマーク・ザッカーバーグ氏が28歳の若さでランキングの35位に登場しています。
【参考】
崩壊したソーシャルバブル~バブル崩壊の仕組みと今後の注意点~
2012年にソーシャルバブルが弾けた3つの理由
2007年以降の大きな変化として、クラウドサービスや各種ソーシャルサービスの発達により、IT分野での起業のハードルがかつてないほど下がりました。それにより、ザッカーバーグ氏のように若くして起業をし、巨万の富を築く起業家が出始めた事が特徴的です。
若い世代の中で、ビリオネアランキングに登場するほどの富を築かれる起業家は、まだそう多くはありませんが、20代30代で数億、数十億の富を築くビリオネアは、この期間に日本でも増加してきています。
以上、簡単に、この20年の日本でのビリオネアの変遷を振返ってみました。
こうして見ると、ビリオネアの世界の変遷にはパターンがあるように感じられます。
それは、当然のことかもしれませんが、バブルに乗って財産を築かれる方が多く、そしてバブルの崩壊で富を失う方と、維持する方に大きく分かれるということです。
参考:
崩壊したソーシャルバブル~バブル崩壊の仕組みと今後の注意点~
故・森泰吉郎氏に始まる森一族と、西武の堤氏の対比が分かりやすいかもしれません。
共に、1987年のフォーブスのビリオネアランキング開始当時から、1位2位を争う上位の常連であり、不動産開発により巨富を築いたという点で共通点があります。
しかし日本の土地バブル崩壊とともに、両者とも資産額や順位は下げましたが、2007年のランキングでは堤氏がついに圏外になってしまった事と対照的に、森泰吉朗氏の後継者、森章氏は2012年のランキングでも6位と上位をキープしています。
両者の違いについては様々な要因があり、一概には言えないでしょう。しかし森一族のビジネスは上手かったと言って良いかもしれません。
森グループが開発、管理する不動産は六本木ヒルズが象徴的ですが、都心の高級エリアでの富裕層向け物件に集中しており、バブル崩壊後も高い家賃収入などキャッシュフローを生み続ける付加価値が高い物件が多いです。
2000年前後のITバブルの際も、多くのビリオネアが生まれましたが、その崩壊とともに多くの方が順位を落としました。
しかし本業がきちんとした収益を上げている場合は、資産を復活させ順位を上げています。当たり前の結論かもしれませんが、バブルに乗って成長をするとき、どれだけ本業を強化できるのかが、必ず来るバブルの崩壊の時に、生き残る人と消えてしまう人を分ける大きな要素なのでしょう。
この様な観点から、新たに生まれている新興富裕層やビリオネアについて見てみても面白いかもしれません。
BY ZUU online 編集部