(写真=PIXTA)
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おはようございます。拙宅で3年前に買ってプランターに植えていたチューリップが初めて花を咲かせました。一向に花が咲かないと思っていたのですが、ようやく小さいですが綺麗な花を咲かせました。だめだと思っていても、じっくりと花を咲かせるということもあるわけですから、株式市場でもしっかりとした株をしっかりと持っていればいいこともあるのだと思います。

目先的な値動きに連れて右往左往するのも良いのでしょうが、小手先のテクニックばかりに頼っていては疲れるばかりです。じっくりと株式投資を楽しむということで目先の高安に右往左往しないような投資と言うのも良いかもしれません。株主優待などを楽しみながら、少しゆっくりして見るのも良いでしょう。

本日の日本市場は引き続き円高を嫌気する動きになりそうです。それでも夜間取引で日経平均先物が売られていたのですが、シカゴ市場ではその後の米国株の上昇に合わせて値を戻して終わっており、円高を嫌気しつつも売り飽き気分から堅調な展開が期待されます。昨日も先物の売り崩しのような売りも出ていたのですが、それ以上に買いも入ってきており、本日も引き続き先物次第と言うことになるのでしょうが、反発もおおいに期待されます。

1万5500円水準を意識するとさすがに売り切れないという感じです。円高を嫌気して買い上がるということもないのでしょうが、先物の売りが止まれば一気に1万6000円回復と言うこともありそうです。1万6000円を抜けてくれば1万6000円前後から1万6500円水準での動きになってくるのでしょう。

本日の投資戦略

相変わらず冴えない展開となっています。円高がいっこうに止まらないという感じですが、ここからは新年度の外債投資なども始まるということでそろそろ円安方向に動くのではないかと思います。為替介入が云々ということも多分に投機的な取引に利用されている感じで、米国が利上げをすることには違いなく、日本では緩和傾向が続くのですから、早晩円安に振れるということになるのではないかと思います。

リスク回避の動きとも言われていますが、まったく違うと思います。原油価格も落ち着いており、年度初めの持高調整の売りに目先筋やヘッジファンドなどが追随しているという図式だと思います。そろろ年金の買いなども期待されますし、少なくとも明日のSQ(特別清算指数)算出を過ぎれば反発となってくるのではないかと思います。うまく行けば昨日が当面の安値となるかもしれません。

清水 洋介(しみず ようすけ)
証券経済アナリスト。大和証券、ソシエテジェネラル証券、マネックス証券を経て投資情報サービス会社「ピクシスリサーチ」を設立 (現・ アルゴナビス )、「チャートの先生」「投資のプロ」として、講演やセミナー活動を活発に開催。テレビや雑誌などでも投資についての解説、講義なども行っている。 メールマガジン も配信中。

※当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

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